がん・生殖医療

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2013-08-10
分野: 臨床医学:外科  >  産婦人科学
ISBN: 9784263731529
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商品紹介

若年がん患者の治療にあたり,患者のQOLを損なわないよう,将来にわたる妊孕性温存をめざす新たな医療技術が実践されはじめている. 諸外国での“がん・生殖医療”(Oncofertility)の先進的な取り組みを受けて,わが国でも2012年11月「日本・がん生殖医療研究会」が設立された. 本書は「日本・がん生殖医療研究会」監修により,がん治療医と産婦人科医の連携のもと,最新の実践と研究成果を網羅的にまとめた本邦初のレファレンス・ブックである. 妊孕性温存を望むがん患者のために,看護師・心理士などコメディカルスタッフを含めた医療スタッフ必携のテキスト・ブックである.

目次

  • がん・生殖医療

    ―目次―

    第1章 妊孕性温存の基礎
     01 卵子の発育と受精
     02 精子の発育
     03 卵巣の予備能
     04 ARTのリスク
     05 化学療法による卵巣毒性
     06 化学療法による精巣毒性
     07 放射線療法による性腺毒性,子宮毒性

    第2章 妊孕性温存を考慮すべき疾患
     08 若年性乳がん患者の現況−治療の進歩
     09 若年性乳がん患者の現況−乳がんと妊娠
     10 若年がん患者の現況(血液疾患・白血病,悪性リンパ腫)
     11 若年がん患者の現況(男性:精巣腫瘍など
     12 小児がん患者の現況
     13 免疫疾患と若年患者
     14 若年婦人科がんの現況
     15 子宮内膜症と妊孕性

    第3章 妊孕性温存療法の実際
     16 卵子凍結
     17 精子凍結・精巣凍結
     18 胚凍結
     19 卵巣組織凍結
     20 卵巣組織移植
     21 卵巣保護(GnRHアゴニスト)
     22 卵巣移動術−子宮頸がんにおける適応を中心に
     23 子宮がんに対する妊孕性温存療法

    第4章 がん・生殖医療を支える医療
     24 周産期の立場から考えるがん・生殖医療
     25 精神的アプローチ1 −医師の立場から
     26 精神的アプローチ2 −看護の立場から
     27 精神的アプローチ3 −臨床心理士の立場から
     28 がん・生殖医療と倫理

    第5章 妊孕性温存療法の試み−ガイドラインなど
     29 海外でのがん・生殖医療の取組みと
        日本がん・生殖医療研究会の役割
     30 本邦における乳がん患者に対する妊孕性温存の取組み
     31 A-PARTの取組み
     31 ASCO2013 最新トピックス−妊孕性温存に関する
        新ガイドライン概要

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