発達年齢では1歳半前後から就学のレディネスが整う6〜7歳前後のレベルまでの発達レベルの子どもを対象とします。ひらがな文字意味理解についての前駆体である絵記号から単語・語連鎖・文章レベルまで段階的に連続的にみることができます。ひらがな文字の「読み」(1音1文字対応・音読)と「書き(書字)」を含めることにより、ひらがな文字を包括できます。ひらがな文字と関連しその習得を支える領域の能力(文字形弁別と音韻分解・抽出)も含める、ひらがな文字と関連する領域の習得を包括し一貫して評価できます。検査結果から,発達年齢とレベルの対応ができ、その後の訓練プログラムの立案に役立てることができます。