1 問診〜病態と病変部位の推定〜
I 問診の目的
II 妊娠歴,分娩歴,家族歴,発達歴,成長歴などの既往歴
III 現病歴
IV 部位予測を行う
2 神経学的診察:(1)乳児
I 保護者の膝の上での診察
II 診察台での診察─(1)背臥位
III 診察台での診察─(2)座位
IV 診察台での診察─(3)腹臥位
V 再び保護者の膝の上での診察
3 神経学的診察:(2)幼児(1〜5歳)
4 神経学的診察:(3)学童(6歳以上)
診察手順(第2〜4章)のまとめ
5 反射の考えかたと観察
I 深部腱反射と原始反射
II 病的反射
III 原始反射
IV 姿勢反射
6 脳神経系の診察
I 視神経(第II脳神経)の診かた
II 動眼・滑車・外転神経(第III・IV・VI脳神経)の診かた
(眼球運動,上眼瞼挙上に関わる神経群)
III 三叉神経(第V脳神経)の診かた
IV 顔面神経(第VII脳神経)の診かた
V 聴神経(第VIII脳神経)の診かた
VI 舌咽・迷走神経(第IX・X脳神経)の診かた
VII 副神経(第XI脳神経)の診かた
VIII 舌下神経(第XII脳神経)の診かた
7 筋トーヌスの診かた
? 筋肉の量の評価
II 筋 力
III 筋トーヌスの診かた
8 歩行の観察〜小児の歩行異常〜
? 痙性歩行:痙性片麻痺
II 小脳性失調歩行
III 基底核障害
IV 弛緩性麻痺:末梢神経性麻痺
? 弛緩性麻痺:筋障害
9 脳性麻痺の診断
? 脳性麻痺の定義
II 脳性麻痺と未熟児
III 障害部位と異常
IV 脳性麻痺の診断
? 痙性型脳性麻痺の診断
10 痙攣性疾患とてんかんの診かた
? 発作の観察
II てんかん発作の分類
III てんかんの疾病分類
11 意識障害の診かた
? バイタルサインの確認と安定化
II 意識障害の程度の判定
III 眼の観察
IV 麻痺の有無の観察
? 髄膜刺激徴候
VI 筋緊張
VII 脳ヘルニアの徴候
12 不随意運動の診かた
I 随意運動の仕組みと不随意運動
II 不随意運動を観察するポイント
III 種々の不随意運動の症状
13 頭部と皮膚所見の診かた
I 頭囲の測定法
II 大泉門
III 骨縫合部
IV 皮膚所見
付録 外来病歴用紙