血糖コントロールの実践

出版社: 名古屋大学出版会
著者:
発行日: 2014-04-10
分野: 臨床医学:内科  >  糖尿病
ISBN: 9784815807641
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商品紹介

糖尿病の本態を捉えるためには、血糖値の 「平均」 だけではなく、変動する血糖値自体に目を向けることが必須である。本書は、糖質制限食やカーボカウントなど近年注目の話題に考察を加えつつ、薬物療法に偏らない総合的な糖尿病治療を目指す確かな一冊。医師・看護師・栄養士必読。

目次

  • 血糖コントロールの実践

    ―目次―

    第1章 血糖変動 ?? エネルギー代謝とホルモンの視点から
         1 生体のエネルギー源
         2 血糖値の恒常性
         3 食後血糖値上昇抑制のしくみ
         4 糖質摂取と身体活動と血糖変動

    第2章 血糖コントロールが良好とは
         1 Alcだけで評価してよいのか
         2 食後の高血糖が大血管症のリスク要因である
         3 低血糖の回避が重要
         4 血糖コントロールの目標値

    第3章 目標血糖値とAlc
         1 血糖値をマークするポイント
         2 ヘモグロビンAlcの意義
         3 「コモンモデル」 を利用する

    第4章 体重について
         1 エネルギー摂取量計算の問題点
         2 肥満について
         3 食 欲
         4 目標体重

    第5章 糖尿病と運動
         1 運動の有用性とそのしくみ
         2 運動の効果の実際: どれくらい血糖値は下がるのか
         3 「運動」 とNEAT
         4 運動の効果の限界、問題点

    第6章 血糖コントロールのしくみ

    第7章 糖尿病のくすり (血糖降下薬)
         1 起床時血糖値を下げるか食後血糖値を下げるか
         2 基礎分泌を補充するインスリン注射
         3 スルホニル尿素剤 (SU薬)
         4 チアゾリジンとビグアナイド
         5 食後血糖値を抑える薬
         6 過食に勝てる血糖降下薬はない

    第8章 「マッチング」 ということ
         1 「マッチング」 は軽視されている
         2 食事糖質と身体活動のマッチング
         3 速効性血糖降下薬を加えたマッチング
         4 血糖値を上昇させる物質 「カーボ」
         5 カロリー分配の問題

    第9章 食事療法の基本原則

    第10章 糖質、脂質、蛋白質
         1 糖 質
         2 脂 質
         3 蛋白質

    第11章 糖質と脂質ではどちらが問題か
         1 糖質と脂肪のカロリー比率の問題
         2 米国糖尿病学会の食事勧告の変遷
         3 脂肪と糖質、どちらが太りやすいか
         4 食べ物に含まれる脂肪 (油脂) について
         5 むしろ糖質が問題だ

    第12章 糖質を制限する
         1 「糖質制限」 の目標値
         2 私の考える 「糖質制限食」
         3 なぜ、日本人の2型糖尿病が急増したのか

    終 章 「血糖コントロール法」 の総括、
          そして基本の原理を振り返る

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