脳―分子・遺伝子・生理―

出版社: 裳華房
著者:
発行日: 2011-08-31
分野: 基礎医学  >  生理学
ISBN: 9784785358501
電子書籍版: 2014-10-01 (ver.1.0)
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商品紹介

本書は,高校生の生物知識と一般常識を基礎として,誰にでも読める脳科学の教科書を目指したもので,特にコラムには文系の方や特段の生命科学の知識がない方にも,リラックスして読める最新知識をちりばめた.実際には心の問題は,そう簡単に1つの分子の構造や化学反応で割り切れるものではないが,遺伝子変異やモデル動物の行動を通して,環境や学習では説明できない確実な事実もあることを本書から読み取っていただけることだろう.

目次

  • 表紙
  • 「新・生命科学シリーズ」刊行趣旨
  • はじめに
  • 目次
  • 1章 脳の構造
  • 1.1 ヒトの脳
  • 1.2 神経細胞 ( ニューロン )
  • 1.3 脳機能の解析法
  • 1.3.1 機能的核磁気共鳴イメージング ( fMRI )
  • 1.3.2 PET
  • 1.3.3 X線CT
  • 1.3.4 その他の方法
  • コラム1 ブレイン - マシーン・インターフェイス
  • 2章 アミノ酸・タンパク質・DNA
  • 2.1 タンパク質とアミノ酸
  • 2.2 イオンチャネル・ポンプ
  • 2.3 受容体のはたらき
  • 2.4 DNAからタンパク質へ ( セントラルドグマ )
  • 2.5 タンパク質の輸送
  • 2.6 スプライシングによる多様性
  • 2.7 NMD
  • 2.8 miRNAによる細胞機能の調節
  • コラム2 アミノ酸あれこれ
  • 3章 遺伝子を研究するための手法
  • 3.1 脳研究と遺伝子
  • 3.2 ゲノムの解析
  • 3.3 DNAの配列の読み方
  • コラム3 次世代シーケンサー
  • 3.4 ポリメラーゼ連鎖反応 ( PCR )
  • コラム4 Taqポリメラーゼ
  • 3.5 DNAの電気泳動
  • 3.6 DNAを使ってできること
  • 3.6.1 遺伝子組換えとクローニング
  • 3.6.2 クローニングした遺伝子の解析
  • 3.7 タンパク質の解析
  • 3.7.1 タンパク質の精製 : 単一なタンパク質を取り出す
  • 3.7.2 分子量でより分ける - 電気泳動
  • 3.8 遺伝子組換え動物
  • コラム5 ツタンカーメンの正体
  • 4章 マウスと行動実験
  • 4.1 モデル生物と行動実験
  • 4.1.1 モデル動物
  • 4.1.2 ラットとマウス
  • コラム6 遺伝子組換えコモンマーモセット
  • 4.2 様々な近交系マウス
  • 4.3 様々な行動実験 ( 1 ) - 情動行動 ( 不安水準 )
  • 4.3.1 高架式十字迷路
  • 4.3.2 明暗試験
  • 4.3.3 オープンフィールド
  • 4.3.4 強制水泳試験
  • 4.4 様々な行動実験 ( 2 ) - 学習・記憶にかかわる実験
  • 4.4.1 モリスの水迷路
  • 4.4.2 八方向放射十字迷路
  • 4.4.3 受動回避
  • 4.4.4 Y迷路
  • 4.5 様々な行動実験 ( 3 ) - 運動機能
  • 4.5.1 ロータロッド
  • 4.5.2 グリップテスト
  • 4.5.3 オープンフィールド
  • 4.5.4 行動実験から得られるデータの意味づけ
  • 4.5.5 統計処理の必要性
  • 4.6 行動実験と分子生物学的実験の融合
  • 4.7 行動実験の問題点
  • コラム7 マウスの行動実験がヒトに通じるか
  • コラム8 動物実験の3R
  • 5章 神経の伝導と神経伝達物質
  • 5.1 静止電位
  • 5.2 活動電位
  • 5.3 神経伝達
  • 5.4 受容体とシグナル伝達
  • コラム9 性格は遺伝するのか ?
  • 6章 記憶・学習の謎に迫る - LTPの分子メカニズム
  • 6.1 条件づけのメカニズム
  • 6.2 シナプス伝達効率とLTP
  • 6.3 LTPの誘導とカルシウム情報伝達経路
  • 6.4 LTD
  • 6.5 長期記憶
  • コラム10 頭を良くする薬
  • 7章 脳の病気
  • 7.1 認知症
  • 7.2 感情障害
  • コラム11 老化は遺伝子のエラー
  • 7.2.1 うつ病とモノアミン仮説
  • 7.2.2 セロトニンとノルアドレナリン
  • 7.2.3 BDNF
  • 7.3 パーキンソン病
  • 7.3.1 パーキンソン病のメカニズム
  • 7.3.2 責任遺伝子
  • 7.3.3 パーキンソン病の発症機構
  • コラム12 パーキンソン病の前兆 ?
  • 7.4 プリオン病
  • 7.5 トリプレットリピート病
  • 7.5.1 トリプレットリピート病とは
  • 7.5.2 ポリアミノ酸病
  • 7.5.3 ホモポリアミノ酸と細胞死
  • 7.5.4 治療の可能性
  • あとがき
  • 参考文献・引用文献
  • 索引
  • 奥付

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この書籍の参考文献

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参考文献・引用文献

P.110 掲載の参考文献
Alberts, B., et al. (2008) "Molecular Biology of the Cell" 5th edition. Garland Science.
Bear, M. F., Connors, B. W., Paradiso, M. A. (加藤宏司ら監訳) (2007) 『カラー版 ベアー コノーズ パラディーソ 神経科学-脳の探求-』西村書店.
Kandel, E. R., et al. (1995) "Essentials of Neural Science and Behavior" Appleton & Lange.
Kandel, E. R., Schwartz, J. H., Jessell, T. M. (1996a) "Essentials of Neural Science and Behavior" Appleton & Lange.
Kandel, E. R., Schwartz, J. H., Jessell, T. M. (1996b) "Principals of Neural Science" 4th Edition, Appleton & Lange.
小出 剛編 (2009) 『マウス実験の基礎知識』オーム社.
中山広樹・西方敬人 (1995a) 『バイオ実験イラストレイテッド<1>分子生物学実験の基礎』秀潤社.
中山広樹・西方敬人 (1995b) 『バイオ実験イラストレイテッド<2>遺伝子解析の基礎』秀潤社.
Sambrook, J., Russell, D. W. (2001) "Molecular Cloning : A Laboratory Manual" Cold Spring Harbor Laboratory.
竹縄忠臣編 (2003) 『タンパク質がわかる』羊土社.
東京大学生命科学教科書編集委員会編 (2009) 『生命科学』羊土社.

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