目次
- 看護教育へようこそ
―目次―
1 看護教育とは−そのやりがい
A 学生の変化からみる看護教育のやりがい
B 教員自身の変化からみる看護教育のやりがい
C コミュニティからみる看護教育のやりがい
D パトリシア・ベナーの教え
2 看護学校とは−そのおもしろさ
A 学生たちを「看護師にする」場であり,
一人の学生が「看護師になる」場である
B “手塩にかける教育”を実現する場である
C 日本版デュアルシステムを実現する場である
D 小さな職場のよさ・強みがある場である
3 これからの看護基礎教育
A 教えたい看護の専門性−「生活」・「生命」を守ること
B 専門性を追求し,看護実践能力を育成する教育の内容と方法
C 「生涯ゆるがないもの,それが基礎」
4 看護教員の心得
A 看護教員の「心得十か条」
5 看護教員としてのキャリア発達
A 看護師養成所の専任教員になる資格
B キャリア発達の道すじ
C キャリア発達を支えるもの
6 看護教員の業務
A 看護師養成所の専任教員の業務
7 学生との付き合い方と距離感−イーブンな関係をめざす
A 一定の距離を保って付き合う
B 倫理的な原則に従った付き合い方をする
C 学生が憧れるロールモデルを示す
8 困った学生・気になる学生−こんな場合どうする?
A シングルマザーは増加傾向に
B 性同一性障害の学生−マイノリティを許容する
C 学校内での盗難
D SNS利用上の注意点
E 心の病気
9 授業場面で困ること−こんな場合どうする?
A 看護の心が伝わらない,そんな場面での対応
B さまざまな授業場面での困りごととその対応
10 授業力を磨く−研究授業の実践と評価
A 研究授業とは何か−その要件
B 研究授業で授業力を磨くために
C 研究授業の効果
D 研究授業の実際
11 看護実践能力の向上をめざす授業づくり−「看護の統合と実践」
A 科目設定理由
B 前半の単元−臨地実習に向けた準備
C 後半の単元−OSCE
D 看護の統合と実践?(後半の単元)を終えて
E 看護の統合と実践?を通して
12 学生参加型の授業づくり
A 学生参加型の授業方法
B 事例・看護場面を教材にした学生参加型の授業づくり
C PBLテュートリアル教育
D 事例・看護場面を教材化した講義
13 臨地実習の効果的な指導法
A 臨地実習の意義
B 現代の課題−看護過程の展開の限界
C これから大事にしたい指導方法
14 看護教育課程を理解する
A 教育課程理解のための基礎知識
B 看護教育課程について
C いま求められる看護基礎教育
D 看護教育課程編成のプロセス
E 看護教育課程編成の実際
F 看護教育課程の評価
15 教育評価の悩みに答える
A 教育評価とは何か
B 評価の妥当性と信頼性
C 教育評価の種類
D 評価規準(criterion)・評価基準(standard)と
ルーブリック(rubric)
E 評価方法(用具・ツール)
F 看護教育に新しく導入された評価方法
16 教科外活動の運営と課題
A ホームルーム活動
B 学校行事および研修など
C 学生自治会活動
D 教科外活動の課題と神髄
17 国家試験対策をどう考え,進めるか
A 国家試験直前で慌てる学生たちへ
B 国家試験対策で必要な事項
18 対談−ふたりの30年を振り返る
A なぜ,どうして教員の道に
B 教員を辞めたいと思ったとき
C 看護教員になってよかった
D 教員同士の関係性のなかで
E コミュニケーションが苦手な学生とのかかわり
F なぜ看護の専門学校なのか−その先の夢