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健康・スポーツ科学のための　卒業論文/修士論文の書き方

出版社：	杏林書院
著者：	出村愼一山次俊介(著)
発行日：	2015-06-20
分野：	臨床医学：外科 > スポーツ医学
ISBN：	9784764411623
電子書籍版：	2015-06-20 （第1版第1刷）

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商品紹介

本書は，健康・スポーツ科学領域の学部，修士課程学生を対象とした，論文作成マニュアル，研究遂行のための基礎知識の提供を目的とし，健康・スポーツ科学領域の研究論文作成を中心にまとめています．研究の指南書となると難解な内容となりますが，本書では図や表を多用し，イメージを掴みやすいように工夫しました．

健康・スポーツ科学のための　卒業論文／修士論文の書き方

―目次―

I部　研究計画から論文執筆までの手順
1章　健康・スポーツ科学における卒業論文や修士論文とは
　1．卒業論文や修士論文を書き始める前に
　2．「研究」とは何か-研究を満たす要件とは-
　3．研究の全体像をつかむ
2章　研究にとりかかる-どんなことを研究するか考える-
　1．研究の着想-研究テーマの設定-
　2．問題の具体化と研究仮説の設定
　3．研究方法の選択
　4．研究の限界
　5．卒論／修論作成に取り組む際によくある問題と解決策
3章　卒業論文・修士論文を作成する
　1．論文を書き始める準備
　2．卒論／修論の構成例
　3．論文を作成する1-表紙・タイトル・目次-
　4．論文を作成する2-序論（緒言）-
　5．論文を作成する3-先行研究-
　6．論文を作成する4-問題（仮説）・方法-
　7．論文を作成する5-結果-
　8．論文を作成する6-考察と仮説の検証-
　9．論文を作成する7-要約・結論・今後の課題，謝辞-
　10．論文を作成する8-引用文献-
4章　論文作成におけるルールや注意点
　1．論文作成において統一すべきこと
　2．論文の文章とは
　3．図と表の作成

II部　研究方法論（理論編）
5章　研究に取り掛かるための基礎知識
　1．データ収集のための測定
　2．インフォームド・コンセントを得る
　3．研究計画の実際
　4．実験計画の手順
　5．調査研究の手順
6章　データ処理の基礎知識
　1．データを入力する-数理の世界へ-
　2．データを吟味する
　3．データを整理する-データの記述-
　4．統計解析を実施する-仮説検証のための検定-
　5．条件（群）間の差の検定
　6．変数間の関係の検定
　7．調査データの分析

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販売価格 2,090 円（税込）

I部研究計画から論文執筆までの手順

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I部研究計画から論文執筆までの手順

P.1
1章健康・スポーツ科学における卒業論文や修士論文とは

P.2
1. 卒業論文や修士論文を書き始める前に

P.2
1) 学位論文とは

P.2
2) 感想文 ( 作文 ) やレポートと卒論 / 修論の違いとは

P.2
3) 卒論 / 修論には何が必要だろう ?

P.4
4) まずは「研究室 ( 指導教員 ) 」選びから

P.5
5) 論文完成までにすべきことと本書の各章との対応

P.6
2. 「研究」とは何か～研究を満たす要件とは～

P.7
1) 研究とは

P.7
2) 何を満たせば「研究」となるのか

P.8
3) 健康・スポーツ科学分野の研究とは～幅広い研究領域～

P.10
4) 研究アプローチの違いによる健康・スポーツ科学分野の研究領域の分類

P.10
5) 量的研究と質的研究

P.12
6) 卒論 / 修論に求められる研究水準

P.13
7) 論理の一貫性の問題

P.14
3. 研究の全体像をつかむ

P.18
1) 卒論 / 修論完成までのロードマップ

P.18
2) 論文作成の全体像をつかむ

P.19
2章研究にとりかかる～どんなことを研究するか考える～

P.21
1. 研究の着想～研究テーマの設定～

P.21
1) まず研究ノートを作成しよう !

P.21
2) 卒論 / 修論に取り組むための大切な準備

P.24
3) クリティカルシンキングとは

P.28
4) 研究テーマと問題の設定

P.30
2. 問題の具体化と研究仮説の設定

P.32
1) 問題について原因と結果を考えてみる ( 仮説的因果関係 )

P.32
2) 問題を具体化する手続き

P.34
3) 問題を具体化するうえで文献をどのくらい読むべきか

P.36
4) 仮説の設定

P.37
3. 研究方法の選択

P.39
1) 研究のアウトラインをかためる

P.39
2) 研究のタイプ

P.39
3) 記述的研究と分析的研究の選択

P.41
4) 分析的研究における研究デザインの選択方法

P.43
5) 分析的研究における観察的研究のデザイン

P.44
6) 分析的研究における実験的研究のデザイン

P.45
7) データの種類による研究のタイプ

P.46
4. 研究の限界

P.47
1) 自分自身が決定する限界

P.47
2) 自分自身ではコントロールできない ( 仮定に基づく ) 限界

P.51
5. 卒論 / 修論作成に取り組む際によくある問題と解決策

P.52
3章卒業論文・修士論文を作成する

P.54
1. 論文を書き始める準備

P.54
1) 卒論 / 修論の書式フォーマットを確認する

P.54
2) ワープロによる書式設定

P.54
2. 卒論 / 修論の構成例

P.57
3. 論文を作成する 1～表紙・タイトル・目次～

P.60
1) 論文のボリューム

P.60
2) 表紙を作成する

P.61
3) タイトルを決定する

P.61
4) 目次を作成する

P.63
4. 論文を作成する 2～序論 ( 緒言 ) ～

P.63
1) 序論 ( 緒言 ) の流れをつかむ

P.63
2) 緒言 ( 序論 ) の書き始めはアウトラインのみ

P.64
3) 序論の書き方例

P.64
5. 論文を作成する 3～先行研究～

P.65
1) 先行研究の目的

P.65
2) 文献の探し方

P.65
3) 文献のエビデンス ( 科学的根拠 ) レベル

P.69
4) 文献検索の注意点

P.70
5) 文献検索と整理方法のコツ

P.72
6) 先行研究の書き方

P.74
7) 英語文献を読んでみよう

P.76
6. 論文を作成する 4～問題 ( 仮説 ) ・方法～

P.77
1) 問題の所在

P.77
2) 仮説の設定

P.78
3) 用語の定義

P.78
4) 研究の限界

P.79
5) 方法の流れをつかむ

P.79
6) 方法の書き方

P.79
7. 論文を作成する 5～結果～

P.82
1) 結果の書き方

P.82
2) 図と表の作成方法

P.82
8. 論文を作成する 6～考察と仮説の検証～

P.85
1) 考察の流れと必要要件

P.85
2) 考察の書き方

P.86
9. 論文を作成する 7～要約・結論・今後の課題, 謝辞～

P.87
1) 要約・結論を作成する

P.87
2) 今後の課題を作成する

P.88
3) 謝辞を作成する

P.88
10. 論文を作成する 8～引用文献～

P.88
1) 引用文献のまとめ方

P.88
2) 引用文献を本文中に引用させる方法

P.90
4章論文作成におけるルールや注意点

P.91
1. 論文作成において統一すべきこと

P.91
1) 見出し

P.91
2) 論文における文章の決まり

P.91
3) 注釈

P.92
4) 仮名で書くべき語と漢字で書くべき語

P.92
5) 単位の使用

P.92
6) 記号の使用

P.93
7) 略語の使用

P.94
8) 統計記号の利用

P.95
2. 論文の文章とは

P.96
1) 論理展開が理解しやすい文章

P.96
2) 事実 ( 研究結果 ) と意見, 推測を区別する

P.98
3) 先行研究を引用した事実の書き方

P.99
4) 簡潔な文章を心がける

P.100
5) 曖昧な修飾表現は避ける

P.101
6) パラグラフ ( 段落 ) の設定

P.101
7) 文章の推敲 ( 点検 )

P.103
3. 図と表の作成

P.103
1) 図と表の作成においてやってはいけないこと

P.105
2) アンケート調査などの結果をまとめる

P.105
3) 量的データの結果をまとめる

P.107

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II部研究方法論 ( 理論編 )

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II部研究方法論 ( 理論編 )

P.113
5章研究に取り掛かるための基礎知識

P.114
1. データ収集のための測定

P.114
1) 測定の利点と欠点

P.114
2) 卒論 / 修論における測定の注意点

P.115
3) 測定値の尺度

P.121
4) サンプルサイズ ( 標本の大きさ, 被験者数 )

P.122
5) 交絡因子に気をつける

P.123
2. インフォームド・コンセントを得る

P.124
3. 研究計画の実際

P.126
1) データ収集の原則

P.126
2) データ収集の注意点

P.127
4. 実験計画の手順

P.130
1) 因子数 ( 独立変数の数 ) を決める

P.130
2) 水準数を決める

P.130
3) 1条件あたりのデータの個数 ( 被験者数 ) を決める

P.130
4) 予備実験 ( 調査 ) において確認しておくこと

P.130
5. 調査研究の手順

P.132
1) 調査研究の特徴

P.133
2) 調査研究で得られるデータ

P.133
3) 調査研究で得られたデータの処理

P.135
4) 調査研究の手順

P.136
5) 調査用紙の作成における基本的留意事項

P.137
6章データ処理の基礎知識

P.140
1. データを入力する～数理の世界へ～

P.140
1) データセットの作成手順

P.140
2) データ入力の手順と注意点

P.140
3) 各尺度におけるデータの特徴と留意点

P.142
2. データを吟味する

P.144
1) データチェック

P.144
2) データのクリーニング

P.145
3. データを整理する～データの記述～

P.148
1) 数値による記述

P.149
2) グラフによる記述

P.149
4. 統計解析を実施する～仮説検証のための検定～

P.149
1) なぜ統計解析が必要なのだろうか

P.149
2) 統計解析を実施するための最低限の知識

P.151
3) 統計解析の方法

P.156
4) 統計解析法を選択しよう

P.157
5. 条件 ( 群 ) 間の差の検定

P.158
1) データが比率・間隔尺度で2つの群の平均値の差を分析する場合

P.158
2) データが順序尺度で2つの群の差を分析する場合

P.160
3) データが比率・間隔尺度で3つ以上の群の平均値の差を分析する場合

P.161
4) データが順序尺度で3つ以上の群の差を分析する場合

P.163
5) データが比率・間隔尺度で2つの要因を同時に分析する場合

P.164
6. 変数間の関係の検定

P.168
1) 変数間の関係を図表で考える

P.168
2) 関係の度合いを示す指標

P.170
3) 相関係数の取り扱い

P.171
4) 相関係数の結果の提示

P.171
5) 相関関係から回帰へ

P.172
6) 回帰分析の目的と手順

P.172
7) 回帰係数の解釈

P.173
7. 調査データの分析

P.174
1) 調査データの尺度の取り扱い

P.174
2) 調査データの解析方法

P.174
3) 調査データの分析の種類

P.175
4) 名義尺度における変数間の関係と独立性の検定

P.177

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