極論で語る腎臓内科

出版社: 丸善出版
著者:
発行日: 2015-06-20
分野: 臨床医学:内科  >  腎臓
ISBN: 9784621088869
シリーズ: 極論で語るシリーズ
電子書籍版: 2016-06-20 (電子書籍版)
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商品紹介

本書では、著者が米国で培った臨床経験をもとに、臨床の現場で遭遇する「疑問」を病態生理から解き明かし、腎臓内科の『極意』をお教えします。 腎臓病の領域は、循環器の領域と異なり、大規模な臨床試験は決して多くなく、決して“派手”ではありませんが、病態生理が臨床に直結していることも少なくありません。本書では、その辺りを、実践の診療にどう結びつけるかをはっきりさせ、端的に真理を記すことでわかりやすくしています。腎臓内科医をめざす研修医・腎臓病に興味のある医学生にとって、臨床の正攻法のアプローチを学べます。

目次

  • 表紙
  • 推薦のことば
  • まえがき
  • 執筆者紹介
  • 目次
  • キャラクター紹介
  • 腎臓内科, まずはここから始めよう
  • 1章 急性腎障害 [ AKI ]
  • 極論1 AKIは予防につきる, というかそれしかない
  • コラム1 You know it when you see it
  • 極論2 腎臓の敵は腎臓にあり; AKIハイリスクはCKD
  • コラム2 RAS阻害薬のシックデイルールとは
  • 極論3 数値, 特にFENaに振り回されない
  • コラム3 キミのFENaを計算してみよう
  • 極論4 利尿薬は諦めが肝腎
  • コラム4 利尿薬よりも輸液をしよう
  • 腎臓は体内の水分のバランスを司る
  • 2章 脱水と浮腫 [ dehydration and edema ]
  • 極論1 ナトリウムが大事
  • コラム1 2種類の体液調節系 : 浸透圧調節系と容量調節系の役割
  • 極論2 脱水の評価は定点でなく経時的に
  • 極論3 脱水はすばやく, 浮腫はゆっくり治療する
  • コラム2 ネフローゼ症候群におけるundefill説とoverflow説
  • 極論4 心不全と腎不全で利尿薬の使い方は違う !
  • コラム3 年齢 + BUN = ラシックス用量
  • コラム4 ループ利尿薬の用量と利尿効果
  • 3章 輸液について [ fluid hydration ]
  • 極論1 不必要な輸液は有害です
  • 極論2 基本的にグルと生理食塩水で対応する
  • 極論3 輸液成分の体内での分布を予測する
  • コラム1 生理食塩水vs. 乳酸リンゲル液:外科医は正しかった ??
  • コラム2 生理食塩水vs. 膠質液 ( アルブミン, HES )
  • コラム3 輸液製剤がありすぎる日本
  • コラム4 自由水とは
  • コラム5 じつは大量輸液は有害 ?
  • コラム6 細胞外液量減少時の経口補液
  • 極論4 いわゆる「維持液」はじつは維持輸液として不適切
  • 酸に傾こうとする血液をアルカリに
  • 4章 酸塩基平衡の基礎 [ overview of acid - base balance ]
  • 極論1 マイナスイオン ? いいえ, 体は酸性へと向かっています
  • 極論2 その酸をまず緩衝してくれるのは炭酸と重炭酸
  • コラム1 pHとH + 濃度の関係と細胞内外のpHについて
  • 極論3 最終的な酸の腎排泄はアンモニウムイオンとともに
  • コラム2 酸排泄の調節
  • 5章 血液ガスの読み方 [ interpretation of arterial blood gas ]
  • 極論1 血液ガスは五つのステップで読む
  • 極論2 数値だけでなく, 必ず総合判断
  • コラム1 アシデミアとアルカレミア, アシドーシスとアルカローシス
  • コラム2 静脈血と動脈血の違い
  • 極論3 呼吸性アシドーシスと呼吸性アルカローシス「だけ」は混在しない
  • コラム3 クロールの増減に注目する
  • コラム4 補正重炭酸イオンについて
  • 極論4 pH が極端に動いていたら混合性の異常
  • 6章 代謝性アルカローシス [ metabolic alkalosis ]
  • 極論1 じつは頻度が高くて怖い
  • 極論2 代謝性アルカローシスは「発生」して「維持」される
  • コラム1 ミルクアルカリ症候群は古い ?
  • 極論3 何となく調子が悪い ? それはアルカローシスではないですか ?
  • 極論4 尿中クロール濃度を測定して考えよう
  • コラム2 尿中クロール濃度のさらなる意義
  • コラム3 contraction alkalosis と chloride depletion alkalosis
  • 7章 代謝性アシドーシス [ metabolic acidosis ]
  • 極論1 代謝性アシドーシスの危機は常に存在する
  • コラム1 D - 乳酸アシドーシス
  • 極論2 薬物中毒を疑ったら浸透圧ギャップ
  • コラム2 AGMAの覚え方
  • コラム3 NAGMAの覚え方
  • 極論3 酸排泄はアンモニウムイオンで
  • 極論4 腎臓は重炭酸イオンを拾って, 不揮発性酸を捨てる臓器
  • 身近な検査項目を深く捉える
  • 8章 低ナトリウム血症と高ナトリウム血症 [ hypo and hypernatremia ]
  • コラム1 ナトリウムは水を引き込む
  • 極論1 軽度の低ナトリウム血症も無視できない ( 真の無症候性の低ナトリウム血症は少ない )
  • 極論2 低ナトリウム血症をみたらADHに注目する
  • 極論3 症候性の低ナトリウム血症は緊急疾患である
  • コラム2 浸透圧ではなく張度の比較が大事
  • コラム3 3 % 食塩水について
  • 極論4 高ナトリウム血症はふつうじゃない !
  • 9章 カリウム [ potassium ]
  • 極論1 カリウムの調節は集合管の「排泄」
  • コラム1 シーソー : 集合管へのナトリウムの到達とアルドステロン活性
  • コラム2 急性心筋梗塞後の適正カリウム値
  • 極論2 低カリウム値は病歴抜きには語れない
  • コラム3 低カリウム性周期性四肢麻痺
  • コラム4 嘔吐するとカリウムはどこから出ていっているか
  • コラム5 Liddle症候群とBartter症候群
  • 極論3 尿中のカリウム濃度を追え
  • 極論4 心電図変化よりも「値」を信じよう
  • コラム6 心不全と医原性の高カリウム血症
  • コラム7 7の法則
  • 最後に慢性期の腎臓管理を押える
  • 10章 慢性腎臓病 [ CKD ]
  • 極論1 CKDでは腎機能だけではなく蛋白尿に注目
  • コラム1 蛋白尿の評価
  • 極論2 本当は怖いCKD
  • 極論3 血清クレアチニン値が高くてもRAS阻害薬にチャレンジしよう
  • コラム2 CKDにおけるRAS阻害薬の適応
  • コラム3 高尿酸血症 : CKDの新しい危険因子
  • 11章 腎移植 [ kidney transplantation ]
  • 極論1 腎移植が少ないのは腎臓内科医の責任 ?
  • 極論2 それでも日本の腎移植はトップレベル !
  • 極論3 まずは誤解を解くことからはじめよう
  • 極論4 今後の主流は先行的腎移植
  • eGFR 男女・年齢別早見表
  • あとがき
  • 索引
  • 奥付

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この書籍の参考文献

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腎臓内科, まずはここから始めよう

P.18 掲載の参考文献
3) KDIGO Clinical Practice Guideline for Acute Kidney Injury. 1-141 (2012).
6) Liangos, O. et al. Epidemiology and Outcomes of Acute Renal Failure in Hospitalized Patients : A National Survey. Clin. J. Am. Soc. Nephrol. 1, 43-51 (2006).
17) Lassnigg, A. et al. Lack of Renoprotective Effects of Dopamine and Furosemide During Cardiac Surgery. J. Am. Soc. Nephrol. 11, 97-104 (2000).
20) Mehta, R. L., Pascual, M. T., Soroko, S. & Chertow, G. M. PICARD Study Group. Diuretics, Mortality, and Nonrecovery of Renal Function in Acute Renal Failure. JAMA 288, 2547-2553 (2002).

腎臓は体内の水分のバランスを司る

P.43 掲載の参考文献
P.62 掲載の参考文献
3) Perner, A., et al. Hydroxyethyl Starch 130/0.42 Versus Ringer's Acetate in Severe Sepsis. N. Engl. J. Med. 367(2), 124-134 (2012). doi : 10.1056/NEJMoa1204242.
4) Finfer, S., et al. A Comparison of Albumin and Saline for Fluid Resuscitation in the Intensive Care Unit. N. Engl. J. Med. 350(22), 2247-2256 (2004). doi : 10.1056/NEJMoa040232.
6) Rivers, E., et al. Early Goal-directed Therapy in the Treatment of Severe Sepsis and Septic Shock. N. Engl. J. Med. 345(19), 1368-1377 (2001). doi : 10.1056/NEJMoa010307.

酸に傾こうとする血液をアルカリに

P.79 掲載の参考文献
1) Rennke, H. G. & Denker, B. M. Renal Pathophysiology : The Essentials, 2nd edn. Lippincott Williams & Wilkins (2007).
P.105 掲載の参考文献
1) Hodgkin, J. E., Soeprono, F. F. & Chan, D. M. Incidence of Metabolic Alkalemia in Hospitalized Patients. Crit. Care Med. 8 (12), 725-728 (1980).
3) Sterns, R. H. & Emmett, M. M. NephSAP Fluid, Electrolyte, and Acid-base Disturbances. 12 (3), 153-277 (2013).
P.119 掲載の参考文献
P.140 掲載の参考文献

身近な検査項目を深く捉える

P.164 掲載の参考文献
3) MD, J. G. V., et al. Diagnosis, Evaluation, and Treatment of Hyponatremia : Expert Panel Recommendations. Am. J. Med. 126, S1-S42 (2013).
7) Adrogue, H. J. & Madias, N. E. Hyponatremia. N. Engl. J. Med. 342(21), 1581-1589(2000). doi : 10.1056/NEJM200005253422107.
8) 内田俊也 日覧会誌 44 (1), 18-28 (2002).
10) Adrogue, H. J. & Madias, N. E. Hypernatremia. N. Engl. J. Med. 342(20), 1493-1499 (2000). doi : 10.1056/NEJM200005183422006.
P.188 掲載の参考文献
4) McKean, S., Bennett, A. & Halasyamani, L. Hospital Medicine : Just The Facts. McGraw-Hill Professional (2008).
15) Imdad Ahmed SSC. Fatal Dysrhythmia Following Potassium Replacement for Hypokalemic Periodic Paralysis. West. J. Emerg. Med. 11(1), 57 (2010).
19) Allon, M. Hyperkalemia in End-stage Renal Disease : Mechanisms and Management. J. Am. Soc. Nephrol. 6(4), 1134-1142 (1995).

最後に慢性期の腎臓管理を押える

P.210 掲載の参考文献
1) 日本腎臓学会編. CKD診療ガイド 2012. 1-160 (2012).
16) Silverberg, D., Wexler, D., Blum, M., Wollman, Y. & Iaina, A. The Cardio-renal Anaemia Syndrome : Does it Exist? Nephrol. Dial. Transplant. 18(8), viii7-12 (2003).
20) Husted, F. C. & Nolph, K. D. NaHCO3 and NaCl Tolerance in Chronic Renal Failure II. Clin. Nephrol. 7(1), 21-25 (1977).
P.228 掲載の参考文献
1) 日本移植学会 臓器移植ファクトブック 2012.
2) 柴垣有吾, 東間紘, 寺岡慧 腎移植における腎臓内科医・透析医の関与. 日腎会誌 46(1), 20-25 (2004).
3) SRTR & OPTN Annual Data Report, 2009 United States Organ Transplantation.
7) 日本移植学会・日本臨床腎移植学会 腎移植臨床登録集計報告 (2012). 移植 47(6), 400-415 (2013).
11) KDIGO Clinical Practice Guideline for the Care of Kidney Transplant Recipients. Am. J. Transplant. 9(3), S1-155 (2009).
12) 仲谷達也ら 腎臓移植の医療経済. 移植 44(1), 18-25 (2009).
14) 日本移植学会 生体腎移植ガイドライン.
15) Bunnapradis, S. & Danovitch, G. M. Evaluation of Adult Kidney Transplant Candidates. Am. J. Kidney Dis. 50(5), 890-898 (2007).
16) Delmonico, F. Council of the Transplantation Society. A Report of the Amsterdam Forum on the Care of the Live Kidney Donor : Data and Medical Guidelines. 2005. pp. S53-66.

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