最新医学 56/11 11月号
商品紹介
11月特集は「びまん性肺疾患をめぐる最近の進歩」です。びまん性肺疾患は古くから教科書などに記載があります。しかし、肺にびまん性の陰影を呈する疾患は60種類以上を数え、多種多様なびまん性肺疾患を的確に診断し、治療することは容易ではありません。未だにびまん性肺疾患の多くは原因が不明です。本特集は最先端のびまん性肺疾患の研究と臨床の進歩について、分かり易く概説しました。高分解能CT、気管支肺胞洗浄法、胸腔鏡下肺生検などの診断技術の進歩で、びまん性肺疾患の新しい疾患概念が確立してきています。特に本特集では特発性間
目次
- 最新医学 56/11 11月号
―目 次―
特集 びまん性肺疾患をめぐる最近の進歩
序にかえて―我が国のびまん性肺疾患研究の進歩と課題―
【原因不明の間質性肺炎（特発性間質性肺炎）】
我が国の特発性間質性肺炎とATS/ERSステートメント
HRCTによる特発性肺線維症（IPF/UIP）の診断と鑑別
間質性肺炎の血清マーカー、KL-6、SP-A、SP-Dの診断的意義
気管支肺胞洗浄法、経気管支肺生検、胸腔鏡下肺生検の意義と適応
EBMからみた特発性肺線維症の治療―ステロイド+免疫抑制薬―
細胞分子病態を基礎にした特発性肺線維症の治療法の開発動向
特発性肺線維症における急性増悪と肺がん合併の病態学的意義と対応
【サルコイドーシス】
サルコイドーシスにおける肉芽腫形成の免疫学的機序
Propionibacterium acnes ＆ granulosumの病因的意義と課題
ステロイド療法の適応と実際
【びまん性汎細気管支炎】
疾患概念と臨床診断基準
人種特異性と疾患感受性遺伝子
マクロライド療法の意義と治療指針
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