外傷性脳損傷後のリハビリテーションのために、欧米ではブレインウェイブという練習帳を使っているということを、この制作者は、ロンドンの北、列車で1時間のシェフィールド市にあるシェフィールド大学の頭部外傷リハビリテーションセンターで聞き、知った。日本でそれを翻訳して使用できるようにしようと考えたが、版権ととることが進まずに、それでは自分で作ってしまおうということになった。ブレインウェイブは6つのシリーズからなっている。つまり注意、視覚処理、情報処理1、情報処理2、記憶、実行機能である。大体それぞれ4週間分の企画となっている。今回の頭が働く、練習帳は情報処理段階のものである。このシリーズは参考にさせていただいているが、内容はまったく日本風土に合わせ、日本人に受け入れ易いように独自に作っている。