International Review of Asthma 4/3 2002年8月号

出版社: メディカルレビュー社
発行日: 2002-08-10
分野: 臨床医学:内科  >  雑誌
雑誌名:
特集: 解説:成人気管支喘息とウイルス感染症/他
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商品紹介

本号、「International Review of Ashma」では、「アレルギーにおける感染症の役割」が「座談会」と「解説」で取り上げられている。座談会では、「小児喘息・成人喘息・鼻アレルギー患者における呼吸器系のウイルス感染の役割」が議論されている。気管支喘息などアレルギー疾患は遺伝的要因と環境要因が絡み合って発症する。遺伝的要因については、種々の遺伝子が明らかにされている。一方、環境要因についてもそれらの因子は多種多様であるが、このうちウイルス感染を始めとする感染は極めて重要な因子の1つで、アレルギーの憎悪因子としてのみならず、アレルギーの発症因子としても働くと考えるに至っている。感染とアレルギーとの関わりは日常診療の場で実に多く経験するところである。この関連を臨床的な経験の上に立って、更に分子・遺伝子レベルでとらえ、その成果が、現在そして近い将来、予防・治療に広く応用されることを望むものである。ヒトは宇宙、太陽系そして地球環境の中で発生し、現在生存している。アレルギーを始めとする多くの疾患もこの環境の中で発症している。この生体の分子、細胞へ環境が直接的にどのように関わり、疾患発症に至っているのかを解明し、予防・治療に応用する一環として、アレルギーと感染の関わりについてもこのような解明が必要である。このような視点に立つとき、本号の「座談会」と「解説」は極めて有用な情報や最近の考え方を提供してくれる。「喘息と患者教育」、「喘息死」、「学会サテライト聴講録」、「症例から学ぶ」などいずれも大変興味深く、意義深いものがある。「海外研究施設紹介」ではカリフォルニア大学が紹介されている。本号も日常診療、研究に多いに役立つものと期待できる。(「編集委員より」より)

目次

  • International Review of Asthma 4/3 2002年8月号

    ―目 次―

    座談会 小児喘息、成人喘息、鼻アレルギー患者における呼吸器系のウイルス感染の役割

    解説
    ・成人気管支喘息とウイルス感染
    ・喘息発症・増悪に関与する気道感染症の役割について

    喘息死:致死性喘息と重篤喘息の観察
    喘息と患者教育:家庭を基盤とした喘息健康教育プログラムのパイロット研究
    症例から学ぶ:β2刺激薬と低カリウム血症
    学会サテライト聴講録:第58回 米国アレルギー喘息免疫学会講

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