がん告知の手引き

出版社: 真興交易医書出版部
著者:
発行日: 2002-07-01
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 488003682x
書籍・雑誌
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4,180 円(税込)

商品紹介

本書は一般臨床医、研修医、看護師、臨床心理士、ケースワーカーなどを対象として、がん診療にあたる専門医がどのような説明をしているか、どのように伝えているか、患者や家族をどのように支えようとしているかを知ってもらい、チーム医療の実践に役立てることを目的としている。本書を手にとられた方がすぐに気づかれるように、本書には「索引」がない。それは本書の性格から自明のことであるが、本書がたとえば「遠隔転移」という項目を引いて「進行食道がん」「進行結腸がん」「切除不能結腸がん」「再発直腸がん」「再発肝臓がん」「切除不能胆嚢がん」「切除不能膵がん」……の「遠隔転移」の項目を拾い読みするものではないと考えるからである。その代わりに目次の項を精細に、見やすく作り直し、たとえば「再発食道がん」の「告知を希望していないとき」なら、その項を直ちに開くことができるように、「支えるためにどのようなことが必要か」ならその項をただちに読めるようにした。(「序」より)

目次

  • がん告知の手引き
    小川道雄/編著
    《186ページ》

    ―目 次―

    ◇真実を告げる―Truth Telling
    1 「がん告知」はどのようにとらえられているか?
    2 「がん告知」は避けられなくなっている
    3 「がん告知」の現状はどうか?
    4 どのように病名の告知がなされているか
    5 がんを告げる者にどのような迷いがあるか?
    6 「がん告知」のための条件として、どのようなものがあるか
    7 「がん告知」にマニュアルはない―どのように真実を告げるか
    8 「がん告知」は終わりではなく、始まりである

    ◇がん告知 知っておくべき背景と、告知の内容
    1 どのような疾患か
    2 どのように治療するか(治療法の選択)
    3 生命予後は?後遺障害は?
    4 どのように説明するか、どこまで告げるか
    5 支えるためにどのようなことが必要か

    ◇がんの治療方法に関する 全般的説明
    1 がんの手術
    2 抗がん剤治療
    3 放射線治療
    4 モルヒネ治療

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