戸田新細菌学 改訂32版
商品紹介
「戸田新細菌学」は1939年に初版が出版され、その後は細菌学、ウイルス学、真菌学、免疫学の研究成果を加えつつ、微生物学の教科書として60年以上の間、多くの読者を得てきた。この間、数年毎の大幅な改訂を行い、改訂の都度、世界の微生物学の急速な進展に対応して内容を更新できたのは充実した執筆陣のおかげであり、名実ともに日本で最も信頼できる教科書となっている。（「第32版改訂の序」より）
目次
- 戸田新細菌学
― 目次 ―
I. 微生物学と感染症
1. 微生物学の対象と目的
2. 微生物学の歴史
3. 感染症の現状と対策
II. 細菌学 総論
1. 細菌の分類
2. 細菌の構造
3. 細菌の増殖と代謝
4. バクテリオファージとバクテリオシン
5. 細菌の遺伝
6. 化学療法
7. 環境と微生物
8. 常在微生物叢
9. 食品と微生物
10. 細菌感染の機構
III. ウイルス学 総論
1. ウイルスとは何か
2. ウイルスの構造と分類
3. ウイルスの定量
4. ウイルスの増殖
5. 干 渉
6. ウイルスの遺伝学
7. ウイルス感染の機構
8. 化学療法・免疫療法
9. ウイルスによる発癌
IV. 真菌学 総論
V. 免疫学の基礎と感染防御免疫学
1. 免疫機構と免疫応答
2. リンパ球の分化と選択
3. 抗体と補体
4. サイトカイン
5. TH1, TH2とアレルギー
6. 感染防御免疫の機構
7. 免疫異常と感染症
8. ワクチンと感染防御
VI. 病院内感染とバイオハザード対策
1. 病院内感染
2. 滅菌と消毒
3. 微生物株, 細胞などの保存と輸送
4. 病原微生物の取扱と安全
VII. 細菌学 各論
1. ブドウ球菌とその関連球菌
2. レンサ球菌
3. 淋菌とナイセリア属の細菌
4. 緑膿菌および関連するグラム陰性桿菌
5. レジオネラとコクシエラ
6. ブルセラ, 野兎病菌とバルトネラ
7. 百日咳菌とボルデテラ属
8. ヘモフィルスとパスツレラ
9. カンピロバクター属, ヘリコバクター属とその他の類縁細菌
10. 腸内細菌科の細菌
11. コレラ菌とビブリオ科の細菌
12. 炭疽菌とバシラス属の細菌
13. ラクトバシラス（乳酸菌）
14. リステリアとブタ丹毒菌
15. 偏性嫌気性細菌
16. ジフテリア菌とコリネバクテリウム属
17. 結核菌と抗酸菌（マイコバクテリア）
18. アクチノミセス, ノカルジア
19. スピロヘータ
20. マイコプラズマ
21. リケッチア
22. クラミジア
VIII. ウイルス学 各論
1. ポックスウイルス科
2. ヘルペスウイルス科
3. アデノウイルス科
4. パピローマウイルス科とポリオーマウイルス科
5. パルボウイルス科
6. ピコルナウイルス科
7. カリシウイルス科, アストロウイルス科およびコロナウイルス科
8. トガウイルス科およびフラビウイルス科
9. オルトミクソウイルス科
10. パラミクソウイルス科
11. ラブドウイルス科, フィロウイルス科およびボルナウイルス科
12. アレナウイルス科およびブニヤウイルス科
13. レオウイルス科
14. レトロウイルス科
15. 肝炎ウイルス
付. 伝播性海綿状脳症（プリオン病）の病原体
IX. 真菌学 各論
X. 微生物学で用いる手技・手法
1. 形態学的検査法
2. 滅菌法と無菌操作
3. 細菌学的検査法
4. ウイルス学的検査法
5. 真菌学的検査法
6. 細胞の培養
7. 発育鶏卵実験法
8. 動物実験法
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