今改訂において、医学領域では従来の第2章を「運動器の構造と機能」「症状と病態生理」「診断・検査と治療・処置」に3分割し、それぞれ充実を図るとともに、章として独立させた。また医学領域では、著者の交替に伴って、記載・図ともに相当幅の改訂を行った。第5章の疾患編では疾患ごとの重要度を考慮して記載量を調節し、また重要な慢性リウマチや骨粗鬆症などの記載量を増やした。看護では全体にわたって見直しを行うと同時に、第1章を手直しし、さらに第6章の充実を図った。付章では「関節リウマチ患者の看護」を1つ増やして2事例を扱う。