目次
- 治療学 38/12 2004年12月号
―目次―
特集 分子標的治療 大きく変わる癌治療のストラテジー
序説
癌治療の変革期を迎えて
分子標的薬剤の開発の動向
分子デザインによる医薬の開発
分子標的療法の問題点
SNP解析と薬剤の有害事象回避
分子標的としてのTGF-β系シグナル伝達
分子標的としてのFLT3シグナル伝達阻害薬
分子標的としてのAktを介したシグナル伝達
プロテアソーム阻害薬とユビキチネーション
乳癌とトラスツズマブ(ハーセプチン)
肺癌とゲフィチニブ(イレッサ)
悪性リンパ腫とリツキシマブ(リツキサン)
慢性骨髄性白血病とイマチニブ(グリベック)
消化管間質腫瘍とイマチニブ(グリベック)
分子標的薬投与時の注意点
座談会
分子標的治療における今後の動向
新しい治療
大腸癌に期待されるベバシズマブの有効性
骨髄腫に期待されるボルテゾミブの有効性
症例
ゲフィチニブが著効した肺腺癌の2症例
消化管間質腫瘍にイマチニブが有効であった症例
重度の呼吸困難を伴う乳癌肺転移にトラスツズマブ併用化学療法
が著効し,外来通院可能となった症例
悪性リンパ腫にリツキシマブが有効であった症例
治療の歴史
イマチニブ
DI室Q&A
外来癌化学療法における薬剤師の役割
suggestion
EBMの有効性と限界−分子標的薬の登場がもたらす影響
分子標的療法と血管新生
肺癌におけるEGFR遺伝子突然変異発見の衝撃