腎癌のすべて
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目次
- 腎癌のすべて
― 目次 ―
I 基礎編
[疫学]
腎癌は増えている
家族性腎癌(VHL,TS,HDRC,HRO,BHD,v.Recklinghausen,etc)
腎癌の疫学的要因(性,地域,環境因子,年齢,遺伝,ホルモン,発癌物質)
腎癌の不思議な性質
腎癌の自然史
腎癌と自然消退
腎癌と免疫能
腎癌検診
腎癌の予防(食事,薬剤)
[腎癌の基礎]
腎癌の発生母地
腎癌の組織発生に関する歴史的変遷
腎の発生
腎の形成異常と嚢胞形成
腎発生の分子生物学
発生組織からみた腎癌とその近縁疾患
腎癌の実験モデル
腎癌の病理
肉眼所見
腎癌の組織学的分類
組織学的異型度
遺伝子との関連
VHL(von Hippel-Lindou)遺伝子
腎癌の進展様式
腎癌の分類
WHO分類
取扱い規約による分類
その他の分類
[腎癌の分子生物学]
癌の分子生物学
癌化のプロセス
癌化に関与する遺伝子
癌化に関連のある遺伝子異常
癌化と細胞分裂,分化,アポトーシス
癌化を支える間質の変化−血管新生−
核異型と腎癌
染色体異常と腎癌
量的異常
質的異常
遺伝子異常と腎癌
セントラルドグマ
癌遺伝子・癌抑制遺伝子
後天性多嚢胞性腎疾患と腎癌
後天性多嚢胞性腎疾患の臨床的特徴
嚢胞形成の機序
癌化の機序
腎癌の浸潤・転移と分子生物学
原発巣からの離脱
原発巣での血管浸潤
血管内の移動
標的臓器での血管内皮への接着
標的臓器での血管外浸潤
転移巣での増殖
腎癌の遺伝子診断
腎癌の遺伝子治療
遺伝子導入方法
遺伝子治療の方法
今後の課題
腎癌と免疫
腎癌に対する免疫反応と免疫応答細胞
腎癌とcytokine,chemokine
宿主免疫能と腎癌の発生・進展
II 臨床・実地編
[腎癌の診断]
腎癌の症状
健診の超音波検査で腎の異常を指摘された!
「腎癌は内科医の癌である」はもう古い?
腎癌の診断に必要な検査−超音波検査で腎腫瘍があると言われてきたら…どんな検査が必要か
腎癌の検査の進め方
スクリーニングは超音波検査で
確定診断には造影CT検査を
排泄性腎盂造影(IVP)はスクリーニング検査として価値はあるか
血管造影は腎癌の診断に必要か
血液・生化学検査で何に注目するか
尿検査で何をみるか
病期診断−転移をどこまで調べるか
腎癌の診断は画像だけで大丈夫か
腎癌の診断に有用な腫瘍マーカーは存在するか
[腎癌の診断/腎腫瘍の画像診断]
超音波検査
腎臓の観察
腎腫瘤の観察
CT
MRI
シンチグラム
腎シンチグラフィ
腫瘍シンチグラフィ
骨シンチグラフィ
腎シンチグラフィによる手術方法の決定
その他
嚢胞性腎腫瘤の鑑別診断
診断方法
評価基準
腎癌と鑑別を要する良性嚢胞性腫瘤
透析患者の腎癌と画像診断
典型的な孤立性腎癌の画像診断は容易である
後天性嚢胞性腎疾患に合併する腎癌診断のポイント
固有腎のスクリーニングは超音波検で行う
出血性嚢胞が多発している場合,腎癌の合併を疑う
出血性嚢胞の鑑別にはM最も参考となる
経時的な観察が重要である
透析患者の腎癌は多発,両側発症の頻度が高い
血管造影検査は無用であり,むしろ危険である
腎癌の生検は許される
[腎癌の病期の分類]
UICC分類およびわが国の取扱い規約による病期分類
病期分類について
TNM分類(腎癌取扱い規約を含む)
腎癌の病期分類−進行度で予後を推測する
現在用いられている病期分類
UICC分類とRobson分類はどう違うか
TNM分類は予後判定にどこまで役立つか
UICC stage分類における問題点
その他の予後因子の評価と新しい分類の提案
病期決定のための画像診断
病期診断に必要な画像検査
局所進展の診断に必要な画像検査
遠隔転移の有無をどこまで検討するか
画像による病期診断精度
[腎癌と鑑別を必要とする疾患]
嚢胞性腎疾患(腎嚢胞と多房性腎嚢胞)