保険診療におけるカルテ記載のあり方

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2003-04-01
分野: 医学一般  >  医学一般
ISBN: 4787813277
書籍・雑誌
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商品紹介

カルテはチーム医療実践上必要な情報の集約である.医療スタッフや患者さんが読んでもわかりやすい記載のしかたを,具体的な事例をあげて解説.

目次

  • 保険診療におけるカルテ記載のあり方

    ―目次―

    A 基本的事項
     1 カルテ記載の法律的根拠
     2 保険診療におけるカルテの様式
     3 保険診療以外のカルテ
     4 カルテの欄の記載義務について
     5 個々の欄に記載する場合の留意事項
      a.共通事項
      b.受給資格,被保険者番号等欄
      c.傷病名欄
      d.症状・所見等欄

    B 具体的事項
     1 共通事項
      a.更新時要約
      b.訂正の方法
     2 傷病名欄について
      a.傷病名
      b.傷病名の整理(1)
      c.傷病名の整理(2)
      d.傷病名の変更
      e.傷病の範囲,部位,急性,慢性の別
      f.保険病名の禁止
     3 症状・所見等欄
      ●一般的事項
      a.記載手段,判読性
      b.診療の都度記載すること
      c.電話等の再診
      d.時間外等
      e.患者へのインフォームドコンセントも記載する
      f.患者への説明と同意について
      g.外傷,火傷等の発生日時等の記載(1)
      h.外傷,火傷等の発生日時等の記載(2)
      i.責任の所在
      j.診断根拠の記載
      k.部位,範囲等の記載
      ●検査について
      l.検査計画・必要性
       1.検査理由の記載のないもの
       2.検査項目がセット化され,その必要性の記載のないもの
       3.検査計画を記載するよう心がける
      m.検査の結果の判定
       1.当日実施された胃内視鏡検査結果の記載のないもの
       2.前回施行した検査結果の判定の記載のないもの
      ●投薬等について
      n.約束処方
      o.do処方
      p.処方は薬剤の規格単位,服用時点も記載すること
      q.治療計画,治療方針の記載
       1.投薬の方針の記載のないもの
       2.治療方針の記載,投薬理由の読みとれるもの
      r.治療効果の判定のないもの
       1.漫然投薬,無診投与が疑われる例
       2.投薬の効果判定,見直し等の記載のないもの
       3.リハビリの治療効果判定等の記載のないもの
      ●算定要件としての必須記載事項(指導,管理等)
      s.特定疾患療養指導料の指導内容の記載のないもの
      t.特定疾患療養指導料の記載例
      u.特定薬剤治療管理料の算定要件の記載のないもの
      v.悪性腫瘍特異物質治療管理料の算定要件
      w.在宅自己注射指導管理料の算定要件
     4 点数等欄
      a.種別,項目の記載を行うこと
      b.症状,所見等を点数等欄に記載しないこと
      c.一部負担金
      d.チェックマーク方式の記載は間違いの元であることに注意

    C 算定要件上の記載項目の一覧

    D POMR(Problem−Oriented Medical Record)問題志向型診療記録について

    E まとめ
     1 総合的なこと
     2 傷病名欄について
     3 症状,所見等欄について
     4 点数等欄

    F カルテの電子媒体保存について
     1 真正性の確保
      a.作成責任者の識別および認証
      b.確定操作
      c.識別情報の記録
      d.更新履歴の保存
      e.過失による虚偽入力,書き換え・消去および混同を防止すること
      f.使用する機器,ソフトウエアに起因する虚偽入力,
        書き換え・消去・混同を防止すること
      g.故意による虚偽入力,書き換え・消去・混同を防止すること
     2 見読性の確保
      a.情報の所在管理
      b.見読化手段の管理
      c.情報区分管理
      d.システム運用管理
      e.利用者管理
     3 保存性の確保
      a.媒体の劣化対策
      b.ソフトウエア・機器・媒体の管理
      c.継続性の確保
      d.情報保護機能
     4 その他・相互利用性,運用管理規定,プライバシー保護等

    G 診療録等の開示について

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