実験医学別冊 タンパク質実験ハンドブック

出版社: 羊土社
著者:
発行日: 2003-08-15
分野: 基礎・関連科学  >  基礎医学関連科学一般
ISBN: 4897063698
書籍・雑誌
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商品紹介

第3版発行後新たに開発された技術を取り入れ,時代の進歩に対応したタンパク質実験書の決定版!タンパク質精製法や抗体作製から,SDS電気泳動,質量分析,プロテインチップなどのプロテオーム解析に必要な手法まで,タンパク質を扱うすべての実験法を網羅.具体的な実験のコツや注意点が豊富で,初心者にもわかりやすい!

目次

  • 実験医学別冊 タンパク質実験ハンドブック

    ―目次―

    第1章 タンパク質研究ストラテジー

    第2章 タンパク質精製法
    1.タンパク質精製を始める前に
    2.精製の進め方
    3.タンパク質の抽出と分画
    4.カラムクロマトグラフィーによる精製
       1)イオン交換クロマトグラフィー
       2)ゲル濾過クロマトグラフィー
       3)疎水性クロマトグラフィー
       4)アフィニティークロマトグラフィー

    第3章 タンパク質の分離と同定
    1.はじめに
    2.SDS電気泳動法(SDS-PAGE)によるタンパク質の分離
    3.目的タンパク質のゲル内プロテアーゼ消化と生成ペプチドの回収
    4.MALDI-TOF MSによるペプチド質量の測定および
       データベース検索による目的タンパク質の同定
    5.LC-MS/MSによるペプチド質量の測定および
       データベース検索による目的タンパク質の同定

    第4章 抗体作製と精製
    1.免疫動物の選択と免疫
    2.ポリクローナル抗体の作製
    3.モノクローナル抗体の作製
    4.ファージディスプレイを用いたノモクローナル抗体の作製
    5.ペプチド抗体の作製と応用
    6.抗体の精製

    第5章 リン酸化部位の同定と利用
    1.リン酸化アミノ酸分析
    2.リン酸化部位の同定
    3.リン酸化ペプチド抗体の作製と応用
    4.抗リン酸化チロシン・セリン・スレオニン抗体を用いた
       イムノブロッティング
    5.リン酸化部位変異体(mimic)の導入と応用

    第6章 発現タンパク質の作製と利用
    1.大腸菌によるタンパク質の発現と精製
    2.バキュロウイルスによるタンパク質の発現と精製
    3.融合タンパク質の発現と精製(FLAG-tag myc-tag)
    4.ラムダムinsertion/deletion変異法を用いた変異タンパク質の作製

    第7章 タンパク質の検出
    1.ウエスタンブロット法
    2.抗体による免疫染色
    3.in situ hybridization法
    4.ノーザンブロット法
    5.内在性タンパク質の細胞内局在の観察(蛍光抗体染色)

    第8章 動物細胞でのタンパク質の発現と応用
    1.プラスミドを用いた一過的な発現
    2.安定形質発現株の作製法
    3.レトロウイルスベクターを用いた発現
    4.アデノウイルスベクターを用いた発現
    5.マイクロインジェクション
    6.タンパク質の導入(protein transfection)
    7.蛍光タンパク質の構築,発現と生細胞での解析
    8.GFP-PLCδ1-PH,GFP-Akt-PHによるイノシトールリン脂質の局在観察
    9.直接標識したタンパク質の導入と観察
    10.FRET
    11.BRET
    12.FACSを用いた発現細胞のsorting
    13.siRNA導入による遺伝子発現阻害

    第9章 タンパク質間相互作用分析とタンパク質性質の解析
    1.免疫沈降法
    2.融合タンパク質を用いた結合タンパク質の探索
    3.酵母two-hybrid法
    4.酵母three-hybrid法
    5.in vivoタンパク質間相互作用検出法
    6.プロテインマイクロアレイ解析
    7.BIACOREによるタンパク質相互作用の解析
    8.タンパク質とlipidとの相互作用解析
    9.タンパク質と核酸の相互作用
    10.アクティビティーゲル法

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