目次
- 実験医学別冊 タンパク質実験ハンドブック
―目次―
第1章 タンパク質研究ストラテジー
第2章 タンパク質精製法
1.タンパク質精製を始める前に
2.精製の進め方
3.タンパク質の抽出と分画
4.カラムクロマトグラフィーによる精製
1)イオン交換クロマトグラフィー
2)ゲル濾過クロマトグラフィー
3)疎水性クロマトグラフィー
4)アフィニティークロマトグラフィー
第3章 タンパク質の分離と同定
1.はじめに
2.SDS電気泳動法(SDS-PAGE)によるタンパク質の分離
3.目的タンパク質のゲル内プロテアーゼ消化と生成ペプチドの回収
4.MALDI-TOF MSによるペプチド質量の測定および
データベース検索による目的タンパク質の同定
5.LC-MS/MSによるペプチド質量の測定および
データベース検索による目的タンパク質の同定
第4章 抗体作製と精製
1.免疫動物の選択と免疫
2.ポリクローナル抗体の作製
3.モノクローナル抗体の作製
4.ファージディスプレイを用いたノモクローナル抗体の作製
5.ペプチド抗体の作製と応用
6.抗体の精製
第5章 リン酸化部位の同定と利用
1.リン酸化アミノ酸分析
2.リン酸化部位の同定
3.リン酸化ペプチド抗体の作製と応用
4.抗リン酸化チロシン・セリン・スレオニン抗体を用いた
イムノブロッティング
5.リン酸化部位変異体(mimic)の導入と応用
第6章 発現タンパク質の作製と利用
1.大腸菌によるタンパク質の発現と精製
2.バキュロウイルスによるタンパク質の発現と精製
3.融合タンパク質の発現と精製(FLAG-tag myc-tag)
4.ラムダムinsertion/deletion変異法を用いた変異タンパク質の作製
第7章 タンパク質の検出
1.ウエスタンブロット法
2.抗体による免疫染色
3.in situ hybridization法
4.ノーザンブロット法
5.内在性タンパク質の細胞内局在の観察(蛍光抗体染色)
第8章 動物細胞でのタンパク質の発現と応用
1.プラスミドを用いた一過的な発現
2.安定形質発現株の作製法
3.レトロウイルスベクターを用いた発現
4.アデノウイルスベクターを用いた発現
5.マイクロインジェクション
6.タンパク質の導入(protein transfection)
7.蛍光タンパク質の構築,発現と生細胞での解析
8.GFP-PLCδ1-PH,GFP-Akt-PHによるイノシトールリン脂質の局在観察
9.直接標識したタンパク質の導入と観察
10.FRET
11.BRET
12.FACSを用いた発現細胞のsorting
13.siRNA導入による遺伝子発現阻害
第9章 タンパク質間相互作用分析とタンパク質性質の解析
1.免疫沈降法
2.融合タンパク質を用いた結合タンパク質の探索
3.酵母two-hybrid法
4.酵母three-hybrid法
5.in vivoタンパク質間相互作用検出法
6.プロテインマイクロアレイ解析
7.BIACOREによるタンパク質相互作用の解析
8.タンパク質とlipidとの相互作用解析
9.タンパク質と核酸の相互作用
10.アクティビティーゲル法