スタンダード検査血液学

出版社: 医歯薬出版
著者:
発行日: 2003-07-23
分野: 臨床医学:一般  >  臨床検査診断
ISBN: 4263222717
書籍・雑誌
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5,060 円(税込)

商品紹介

本書は,認定血液検査技師として理解すべき血液検査の基礎知識,専門知識,検査方法,検査結果の判定法,検査業務などについて,各専門の医師,臨床検査技師の方々に執筆していただいたものです.これから認定血液検査技師の取得を目指す受験者の方はもちろん,日常の血液検査業務に携わる臨床検査技師の方々にも血液検査の指針としてご利用いただける内容となっています.また,血液検査学を学ぶ学生の皆さんのよき参考書としてもご活用いただければ幸いです.

目次

  • スタンダード検査血液学

    ―目次―

    I章 血液検査の基礎知識
     1 血液医学総論
      A.血液医学の歴史
     2 血液検査の基礎知識
      A.血液の成分
       1.有形成分
       2.無形成分
      B.血液の性状・物性
       1.血液量
       2.比重
       3.粘度
      C.血液の機能
       1.血液の生化学
       2.物質の運搬
       3.造血の調節
       4.生体防御
      D.血球の生成と崩壊
       1.造血因子
       2.胎生期造血
       3.造血器官
       4.髄外造血
       5.鉄代謝
    第II章 血液検査に必要な専門的知識
     1 血球
      A.赤血球
       1.産生と崩壊
       2.形態と機能
       3.赤血球膜の構造・機能
       4.ヘモグロビンの構造・機能
       5.エネルギー代謝
       6.赤血球数の基準範囲
      B.白血球
       1.産生と崩壊
       2.形態と機能
       3.成熟に伴う形態変化
       4.白血球数の基準範囲
      C.血小板
       1.産生と崩壊
       2.代謝
       3.形態と機能
       4.血小板の膜糖蛋白
       5.血小板数の基準値
      D.血液細胞抗原検査
       1.フローサイトメトリー
     2 止血機構
      A.血管
       1.血管内皮の機能
       2.細胞接着と止血血栓形成
       3.トロンボモジュリン
      B.血小板
       1.粘着
       2.凝集
       3.放出
      C.止血
       1.血小板因子
       2.凝固因子
       3.一次止血,二次止血
     3 凝固・線溶系
      A.血液凝固とその制御機構
       1.血液凝固機序
       2.血液凝固反応の制御系
      B.線溶と制御機構
       1.線溶機序
       2.線溶因子の産生
       3.線溶因子の構造と機能
       4.線溶の制御機構
      C.凝固・線溶系の分子マーカー
       1.凝固系分子マーカー
         a.SFMC
         b.TAT
         c.PF1+2
         d.FPA
       2.線溶系分子マーカー
         a.FDPおよびDダイマー
         b.PIC
         c.PAI-1
         d.組織型プラスミノゲンアクチベータ(t-PA)
         e.ウロキナーゼ型プラスミノゲンアクチベータ(u-PA)
         f.t-PA・PAI-1複合体
         g.Bβフラグメント
    第III章 検体の採取と保存
     1 採血法と保存法
      A.採血法
       1.毛細血管採血法
       2.静脈血採血法
       3.抗凝固剤の種類と使い方
       4.検体処理
      B.検体管理
       1.保存法
      C.事故の防止対策
       1.感染予防
       2.検体の取り扱い
    第IV章 血液検査法
     1 血球に関する検査
      A.血球計数法
       1.用手法における血球計数
         a.赤血球数
         b.白血球数
         c.血小板数
         d.ヘモグロビン濃度
         e.ヘマトクリット値
         f.赤血球指数
         g.網赤血球数
         h.好酸球数
        .好塩基球数
       2.自動血球測定法
         a.目的と方法
         b.赤血球系
         c.白血球系
         d.血小板系
         e.網赤血球系
      B.赤血球沈降速度
      C.溶血の検査
         a.赤血球抵抗試験
         b.PNHに関する検査
         c.血球酵素活性
         d.異常ヘモグロビンに関する検査
         e.赤血球寿命
         f.血清ハプトグロビン濃度
      D.鉄代謝
         a.血清鉄と鉄結合能
         b.フェロカイネティクス
     2 形態に関する検査

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