PEDAによるTDMの実際 -薬物治療の個別化に向けて-

出版社: じほう
著者:
発行日: 2004-04-25
分野: 医療技術  >  臨床検査技術
ISBN: 4840732612
書籍・雑誌
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4,400 円(税込)

商品紹介

分析機器の進歩により、血液、尿、唾液、など体液中の薬物濃度を反映する生体内物質の測定が可能となり、ほとんどの薬物の血中濃度を反映する生体内物質の測定がパラレルであることが明らかとなりました。以来、患者ごとに、薬物血中濃度をモニターしながら、代謝、排泄能に応じた合理的な薬物投与を行う、Therapeutics DrugMonitoring(TDM)が不可欠となってきました。本書は、前著同様にPEDAを基本にVisual Basic版仕立てとなっており、格段の使いやすさが特徴です。

目次

  • PEDAによるTDMの実際 −薬物治療の個別化に向けて−

    ―目次―

    実際編
    1.TDM業務のシステム構築と実施上の留意点
     1.はじめに
     2.TDMを行う対象薬物と臨床的背景
     3.TDM業務のシステム構築と連携
     4.薬物血中濃度測定の方法と原理
     5.薬物血中濃度測定における精度管理
     6.薬物血中濃度測定および解析に考慮すべき施設側の要因
     7.薬物血中濃度測定および解析に考慮すべき患者側の要因
     8.薬物血中濃度測定の感染対策と廃棄
     9.おわりに

    2.薬物血中濃度測定の実際
     1.はじめに
     2.長崎大学病院における薬物血中濃度測定の流れ
     3.薬物血中濃度測定依頼書の様式および血中濃度測定後の
        データ管理
     4.薬物血中濃度測定および解析報告書作成の実際
     5.解析報告書
     6.おわりに

    3.薬物血中濃度の評価と投与計画
     1.免疫抑制剤
     2.抗凝固薬
     3.MRSA対象抗生物質―TDMソフト“PEDA-VB”を使用した投与計画
     4.ジゴキン―TDMソフト“PEDA-VB”を使用した投与計画
     5.抗てんかん薬―TDMソフト“PEDA-VB”を使用した投与計画
     6.テオフィリン製剤
     7.母集団パラメータが用意されていないとき:
        ハロペリドールの場合

    基礎編
    1.TDMのための臨床薬物速度論
     1.線型モデルにおける考え方
     2.非線型モデルにおける考え方
     3.ラプラス変換を用いた微分方程式の解法

    2.ベイジアン法の考え方とその取り扱い
     1.薬物投与計画の方法
     2.推計学的アプローチ
     3.通常最小2乗法
     4.ベイジアン法(ベイズ最小2乗法)
     5.ベイジアン法の予測性能に与える要因
     6.おわりに

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