「リスク感性」を磨くOJT 

出版社: 日本看護協会出版会
著者:
発行日: 2004-04-15
分野: 医学一般  >  病院管理学
ISBN: 4818010693
書籍・雑誌
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2,420 円(税込)

商品紹介

本書では、そのために独自に開発した現場教育(OJT)プログラムを紹介しながら、そこで得られる体験の共有こそが生きたリスク学習となり、個々の「リスク感性」が磨かれ、ひいては組織が育っていくことを具体的に示しています。現場の看護職の方々、管理職、医療職一般の方にぜひお勧めしたい一冊です。

目次

  • 「リスク感性」を磨くOJT 

    ―目次―

    第1章 臨床での事故をめぐるリスクマネジメントの問題 
    1.事故の発生が看護師に与える社会的影響・精神的ダメージ
    2.リスクマネジメントの急速な広がり
    3.リスクマネジメントは臨床で生かされているか
    4.リスクの「把握・分析・対策・評価」という枠組みの有効性
    5.リスクマネジメントを機能させるには何が必要なのか
       ―「リスク感性」育成の提言 

    第2章 インシデント・アクシデント・レポートが語る
        日常業務のリスク
    1.リスクがいっぱいの臨床の“落とし穴”
    2.看護業務に関わる“起きやすいヒューマンエラー”とは
    3.意外と多い知識不足・マニュアル無視・ルール違反
    4.こんな時,こんな事故を防止できた例,できなかった例

    第3章 「人」のマネジメントと「リスク」のマネジメント
    1.そこにあるリスクに気づくことは“「リスク感性」が高い”
      ということ
    2.「リスク感性」はどのようにして捉えるか
    3.検証1:どんな職場が事故発生率を少なくしているのか
    4.検証2:どんな看護師が事故を起こしにくいのか

    第4章 「リスク感性」を磨くOJT
    1.OJTプログラムの考え方―体験の共有こそが生きた
      リスク学習となる
    2.OJTの進め方
    3.OJTの効果

    第5章 OJTプログラムの実際
    1.プログラム1 医療事故について考えよう
    2.プログラム2 みんなでヒューマンエラーを体験してみよう
    3.プログラム3 自分を知るテストをやってみよう
    4.プログラム4 抜き打ちチェックを取り入れてみよう
    5.プログラム5 訴訟事例を取り上げてみよう
    6.プログラム6 現場が抱える問題を解決するOJT
     
    第6章 組織の「リスク感性」を磨くリスクマネジャーの役割 
    1.専任リスクマネジャーの役割って何? 
    2.専任リスクマネジャーが行う“組織横断的な活動”とは
    3.組織の「リスク感性」を磨く“決め手”となるもの 

    終 章

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