精神科静脈注射ハンドブック
商品紹介
精神科臨床においては、救急・急性期の精神症状の激しいときに、興奮の鎮静化や希死念慮に対する自傷のリスクを早急に回避する目的として静脈注射が指示されることが多い。本書は、このような精神特有の状況に対応するテキストである。
目次
- 精神科静脈注射ハンドブック
―目次―
第１章 精神科における静脈注射
１．診療の補助行為として位置づけられた静脈注射
２．精神科における静脈注射の特徴
３．静脈注射に関するリスクマネジメント
第２章 静脈注射の基本技術
１．インフォームドコンセント
２．静脈注射の基本技術
３．身体的拘束をして実施する静脈注射
第３章 薬物療法としての静脈注射
１．精神科治療における薬物療法
２．静脈注射―ほかの投与方法との比較
３．静脈注射実施時の留意点
４．静脈注射の適応
第４章 向精神薬の管理
１．麻薬及び向精神薬取締法
２．麻薬及び向精神薬取締法と向精神薬
３．麻薬及び向精神薬取締法の規制を受けない薬剤
４．向精神薬の保管と管理の実際
５．静脈注射の溶解・希釈と配合変化
第５章 静脈注射と看護師等の法的責任
１．看護師の業務
２．医師の指示と看護業務
３．包括的指示
４．診療補助行為の実施と責任
５．静脈注射に関する裁判事例
６．看護業務としての静脈注射
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