Reversed C.P.C.による臨床検査データ 読み方トレーニング VOL.2
商品紹介
月刊『junior』で過去3年間に掲載された自治医科大学、日本大学、順天堂大学、東京医科歯科大学の４校が行うReversed C.P.C.の中から28症例を選び，図表も追加して再編集。巻末には４校の検査基準値一覧表付き。検査結果の正しい解釈と、次に実施すべき検査の組み立て方に至る思考過程を学び、さらに検査の限界も理解できるよう構成された「臨床検査データを読む力を付ける」本です。
目次
- 臨床検査データ読み方トレーニング VOL.2
―目次―
Reversed C. P. C.とは？
臨床検査の基準値と判読の基本
1 5カ月間持続する発熱と増悪する頭痛を主訴とする57歳男性例
2 末梢血リンパ球減少と血漿β-D-グルカン高値を示し，
胸部X線上，び漫性すりガラス状陰影を呈した男性の一例
3 持続する発熱と肝機能障害を呈した43歳男性例
─CD2，16，56陽性リンパ球の増加─
4 既往歴に狭心症があり，背部痛を主訴に入院した58歳男性例
─FDP-Dダイマーが終始高値を示し，経過中にLDHおよび
CKの上昇と，腎機能低下の増悪を認めた症例─
5 著明な下腿浮腫を呈し入院した26歳女性例
6 発熱，乾性咳，息切れを主訴に入院した67歳女性例
─動脈血ガス分析の異常─
7 α-フェトプロテインとCAE，SLXが高値を呈した31歳女性例
8 肝機能障害を示し，経過とともに総コレステロール値の上昇を
認めた症例
9 食道静脈瘤の原因精査で入院した42歳男性例
10 全身倦怠感，食欲不振などを訴え，強い貧血と黄疸を呈し
入院した69歳男性例
11 血清アミラーゼ活性の上昇を伴った高カイロミクロン血症の症例
12 意識障害と腹痛を主訴として来院した54歳男性例
─血清アミラーゼ，LDH，CKが高値であった症例？─
13 近医に大球性貧血と肝障害を指摘された72歳女性例
14 汎血球減少を示した27歳男性
─止血・血栓検査の異常の考え方について─
15 著明な白血球増多とLDHの上昇を認め，4年後，末梢血に
多数の芽球が出現した症例
16 血清IgG高値からIgA高値へ移行した61歳女性例
17 貧血およびアミラーゼとリパーゼの著増を認め
，末期に白赤芽球症を呈した症例
18 持続する頭重感により来院した76歳男性例
─血清IgM増加の解析─
19 鼻出血を訴えて入院した12歳女児例
─蛋白尿，貧血，APTT延長，抗核抗体陽性を示した例─
20 発熱とリンパ節腫脹を主訴とした34歳女性例
─抗RNP抗体陽性，抗Sm抗体陰性の解釈─
21 両下肢の腫脹と発熱を訴えて入院した69歳男性例
22 四肢の浮腫を主訴に来院し，貧血とCKおよび
総コレステロール値の上昇を認めた症例
23 不眠，イライラを呈して入院した70歳男性例
24 動悸・高血圧を主訴とし，妊娠中毒症の疑いで受診した
34歳女性例─血清K2.9mEq／lの解釈を中心に─
25 片麻痺を主訴に入院し著明な高血圧を認めた54歳女性例
─尿中VMA陽性と血中カテコールアミンの評価─
26 多飲，多尿，意識障害を呈した84歳男性例
─高カルシウム血症─
27 逸脱酵素の上昇と腎機能障害を認めた意識障害の一例
─低ナトリウム血症，代謝性アシドーシス，高浸透圧─
28 急性腎不全と血小板減少症を来した1歳男児例
─血小板数4.5万，BUN87，クレアチニン3.1の解釈─
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