冠動脈疾患プロフェッション(7)冠動脈疾患のNew Concept
商品紹介
わが国では冠動脈疾患が確実に増加している一方で、病態に対する考え方、診断法、治療法も目覚ましく進歩している。また、毎年のように新しい臨床的エビデンスが加えられ、最前線の様相は目まぐるしい変化をみせている。本書では、基礎的な研究の成果から臨床へとつなぐ視点を柱に、現時点における到達点と限界をあきらかにしていく。
目次
- 冠動脈疾患プロフェッション(7)冠動脈疾患のNew Concept
―目次―
1章 概念
心筋虚血障害は可逆的か
虚血による心筋細胞死はネクローシスかアポトーシスか、
オートファジーか
炎症機転からいた冠血管リモデリング
―positive/negative remodeling
粥腫が退縮する要因は何か
Ca拮抗薬による冠動脈硬化巣安定化のメカニズム
ほか
2章 診断―その原理と限界
生化学マーカーによる心筋虚血／微小心筋傷害（MMD）の評価
IVUS angle-dependent echo-intensity variation analysisの
原理とfibrous capの描出
IVUSによる不安定プラークの診断とその根拠
超音波顕微鏡の原理とプラークの評価
IVUS elastographyで何がわかるか―その原理と限界
ほか
3章 治療
TMLRの適応はどこまで広がるか
ステントテクノロジーの進歩
末梢保護の新しいデバイス
再狭窄予防治療
光線力学的療法（photodynamic therapy）は有用か
ほか
4章 予防
接着分子抑制薬は抗動脈硬化薬となりうるか
抗酸化薬が冠疾患予防薬として有効であるエビデンスは
得られるか
メタボリックシンドロームへの介入により冠動脈疾患は
どこまで予防できるか
糖尿病・耐糖能異常患者へのアプローチはいつから開始すべきか
閉経後のホルモン補充療法（HRT）の可否と将来展望
30歳からの冠動脈疾患の予防戦略のあり方
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