自己心理学の臨床と技法 

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2006-07-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 4772409211
書籍・雑誌
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商品紹介

本書の最大の特徴は、幼少期に性的虐待を受けたナンシーという女性との10年近くに及ぶやり取り(第3章)の詳細な逐語記録から、分析者の内的思考の変遷や、クライエントの心の動きが生き生きと述べられている点である。さらに「共感」「自己対象体験」といった自己心理学の鍵概念を用いていかに治療をすすめていくか――いかに「治療作用therapeutic action」につなげていくか――を、10の技法の原則に基づいて描き出した点が本書のもう一つの特徴である。

目次

  • 自己心理学の臨床と技法 

    ―目次―

    第1章 イントロダクション
         ―精神分析技法の歴史と本書の位置づけ―
    第2章 事例の要約と,生の体験が患者の自己と
         動機づけシステムに及ぼす影響
    第3章 臨床場面におけるやり取り
         ―1983, 1985, 1987, 1989, 1990―
    第4章 技法の10原則
    第5章 感情体験―臨床場面におけるやり取りの中で
         もっとも重要な道筋―
    第6章 転移―いかに理解し作業するのか―
    第7章 夢―睡眠機能がもたらす探索への特別な機会―
    第8章 性欲,好意,そして性愛化
         ―性的虐待の治療に含まれていること―
    第9章 治療作用の様式と,私たちが勧める技法で
         どのように治療作用が促進されるか
    第10章 論争的な質問に対する返答

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