アメリカ精神科ER

出版社: 新興医学出版社
著者:
発行日: 2007-03-09
分野: 臨床医学:一般  >  救命/救急
ISBN: 9784880021669
書籍・雑誌
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2,750 円(税込)

商品紹介

本書の前半では鬱病や境界性パーソナリティ、ドラッグ中毒、統合失調症などといった疾患を有する患者さんの典型的な例を取り上げ、彼らがどんな世界を抱え、どんなふうに感じ考えているか、著者の目を通し理解することができます。後半では意図せずに精神疾患を演技してしまう患者や、殺人を働いたと主張する患者、身体疾患から精神疾患が発生している例など、一見では不可解と思われる症例を取り上げています。

目次

  • アメリカ精神科ER

    ―目次―

    第 I 部 わかりやすいストーリー
     第1章 鬱病 押しつぶれる世界
     第2章 パニック ばらばらになる世界
     第3章 境界性パーソナリティ 壊れやすい世界、
          変わりやすい気分
     第4章 多重人格性 二つ以上のアイデンティティで
          世界を相手にする
     第5章 アルコール 口で自分の世界を化学的に変える
     第6章 ドラッグ 鼻と静脈で自分の世界を化学的に変える
     第7章 双極性鬱病 あまりにも憂鬱な世界
     第8章 双極性躁病 あまりにも高揚しすぎる世界
     第9章 統合失調症 世界を他人と共有することができない
     第10章 アルツハイマー型認知症
          記憶の糊にひびが入るように世界が溶けていく

    第 II 部 複雑なストーリー
     第11章 感情の依存によってもたらされるパニック障害
     第12章 統合失調症と間違われる演技性

    第 III 部 隠された、そして奇怪なストーリー
     第13章 詐病者と操縦者
     第14章 「ダンプ」
     第15章 「スタンブル」
     第16章 殺人と身体傷害、かもしれない

    第 IV 部 一般身体疾患的要素のあるストーリー
     第17章 なぜこの統合失調症患者には人の声が
          聞こえているのか?
     第18章 どのようにして腹痛が首を曲げたのか
     第19章 危ない過剰摂取、でも何を?
     第20章 閉鎖性頭部損傷が妄想性精神病をもたらす
     第21章 しゃっくりを抑えようとして死ぬ危険を冒した患者
     第22章 精神病性の症状の理由として見逃される譫妄

    第 V 部 患者たちのストーリーはどのようにして
          精神科の診断をもたらすのか
     第23章 精神科診断における患者の物語「大切なのは患者の
         話すストーリーだよ、そんなこともわからないのか!」
     第24章 失感情症 語るべきストーリーがないとき
     第25章 「安全の契約」を再調整する
     第26章 緊急救命室におけるジャン-ポール・サルトル

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