保健統計・疫学 改訂4版
出版社: |
南山堂 |
著者: |
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発行日: |
2008-02-14 |
分野: |
衛生・公衆衛生
>
衛生学
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ISBN: |
9784525053345 |
目次
- 保健統計・疫学 改訂4版
―目次―
第I部
保健統計とその見方1
1.統計資料の見方(1)― 乳児死亡率の年次推移
2.統計資料の見方(2)― 乳児死亡率の地域分布
コラム 統計資料活用のねらい
3.統計資料の見方(3)
― 関連要因別にみた乳児死亡率の比較
4.人口動態統計 ― 代表的な業務統計
5.感染症発生動向調査 ― サーベイランスとモニタリング
6.国勢調査 ― 代表的な全数調査
7.患者調査 ― 大規模な標本調査
8.国民生活基礎調査 ― 大規模な世帯面調査
9.傷病量の概念 ― ニーズとデマンド
10.統計分類 ― ICD分類
11.統計の誤差と偏り ― 非標本誤差
12.学校保健統計調査 ― 発育統計
13.国民健康・栄養調査 ― 栄養と健康の関連性
14.レセプトと医療統計 ― 医療費の地域差
15.介護関連統計 ― 要介護度の統計
16.保健指標(1)― 死亡率
17.保健指標(2)― 割合と比
18.保健指標(3)― 人口当たり病床数,周産期死亡率
19.傷病量の表現 ― 罹患率と有病率
20.指標の標準化(1)― 標準化の必要性
21.指標の標準化(2)― 直接法
22.指標の標準化(3)― 間接法
23.生命表 ― 寿命と健康寿命
24.年次推移の観察(1)― 悪性新生物死亡率の傾向
25.年次推移の観察(2)― 死産率の傾向の異常現象
26.季節変動の観察 ― インフルエンザによる超過死亡
27.平滑化 ― 移動平均の方法
28.コホート観察 ― 自殺死亡のコホート現象
29.将来予測(1)― わが国の人口問題
30.出産力指標 ― 様々な再生産率
31.将来予測(2)― 二酸化炭素濃度の推移
32.統計的法則 ― Gompertzの法則
33.評価指標 ― 指標系とは
コラム Grauntによるロンドンの人口推計
第II部
データ収集と記述的解析
34.データとは ― 統計学の基本事項
35.データの種類と尺度 ― 質的・量的な特性
36.統計調査の計画と実施 ― 目的の明確化
37.調査票の作成 ― 回答の形式
38.実査の方法 ― 面接法と郵送法
39.統計調査と事例調査 ― 確証と探索
40.単純集計とクロス集計 ― パーセントの取り方
41.度数分布表 ― データの階級分け
42.ヒストグラム ― データの分布
43.代表値 ― 平均値と中央値
44.散布度 ― ばらつきの尺度
45.パーセント点 ― 分布の表現法
コラム カードによるクロス集計の方法
46.平均と標準偏差の計算 ― 乱数による抽出
47.散布図と相関係数 ― 2変量データの分布
48.関連性の解析 ― 出生時体重のデータ
コラム データの系統変動と偶然変動
第III部
統計的推論
49.事象 ― 血圧の分類
50.確率 ― 双生児の出生と死産
51.確率分布(1)― 2項分布
52.確率分布(2)― ポアソン分布
53.確率分布(3)― 正規分布
54.乱数による実験 ― 中心極限定理
55.期待値 ― 平均との関係
56.正規分布表 ― 標準化の変換
57.正規確率紙 ― 理論分布との適合
コラム 回帰の由来
58.推定 ― 信頼区間とは
59.仮説検定 ― 割合の検定
60.分割表の検定 ― χ2検定
61.数量データの解析 ― t検定
62.順序データの解析 ― Wilcoxon検定
63.生存時間データの解析 ― Kaplan‐Meier法
64.ポアソン分布に従うデータの解析 ― SMRの検定
65.回帰分析 ― 因果性の探求
コラム 調査研究のまとめ方
第IV部
疫学的方法
66.疫学とは ― Snowのコレラ研究
67.疾病罹患の要素 ― 疫学の三角形
68.疫学研究とデータの変動因 ― 大気汚染と健康影響
69.記述疫学 ― 集積性と仮説設定
70.分析疫学 ― コホート研究と症例対照研究
71.介入研究 ― 疫学的実験
コラム 臨床疫学
72.リスクとその比較 ― 寄与危険度と相対危険度
73.偏り(バイアス),交絡,誤分類 ― 疫学研究の障害
74.交絡の調整 ― Mantel‐Haenszel法
75.量反応関係 ― 整合性のある関連
76.スクリーニング ― 予防とは
77.因果関係 ― 関連性からの道筋
78.疾病対策と評価 ― 疫学の目標
コラム 環境問題と疫学