COPDのすべて

出版社: 文光堂
著者:
発行日: 2008-06-10
分野: 臨床医学:内科  >  呼吸器一般
ISBN: 9784830617287
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商品紹介

「肺の生活習慣病」と言われるCOPDを取り巻く状況は、病態概念・治療法の研究から、医療制度の改革などの臨床環境まで、この10年で大きく変化した。このような現状を鑑みて、本書ではCOPDの最新の知識を整理し適切な診断・治療を行うべく、基礎から臨床までを網羅的にカバーし、わかりやすく充実した内容を目指した。執筆陣には、各分野における第一人者を揃えて丁寧に解説した。

目次

  • COPDのすべて

    ―目次―

    I.COPDの疾患概念
    【A】疾患概念の歴史的変遷
    【B】今日のCOPDの定義
    【C】COPDの疫学
      1.COPDの有病率・罹患率・死亡率
      2.COPDの社会的負荷
       1)経済的側面
       2)社会的側面
    【D】発症メカニズム
      1.喫煙とCOPD
      2.喫煙以外の外的因子とCOPD
      3.COPD発症と遺伝素因
      4.COPD発症と炎症
    【E】COPDの病態
      1.気流制限
      2.気腫化
      3.過分泌
      4.肺の動的過膨脹
      5.ガス交換障害
      6.COPDの増悪
      7.肺性心
      8.COPDの併存症
      9.COPDの全身への影響

    II.COPDの診断の進め方
    【A】問診からの診断へのアプローチ
    【B】身体所見のとり方
    【C】呼吸機能検査
      1.スパイロメトリー
      2.精密肺機能検査
    【D】動脈血液ガス分析
    【E】画像診断
      1.胸部単純X線写真
      2.胸部CT写真
    【F】運動負荷試験
    【G】喀痰検査
    【H】一般臨床での診断のポイント

    III.COPDの治療の考え方
    【A】COPDの管理目標
      1.症状改善
      2.呼吸機能の改善
      3.増悪の減少
    【B】禁煙
    【C】安定期の管理
      1.安定期COPDの薬物療法の原則
      2.ワクチン
      3.気管支拡張薬
       1)短時間作用型気管支拡張薬
       2)長時間作用型抗コリン薬
       3)長時間作用型β2刺激薬
       4)テオフィリン薬
      4.吸入ステロイド
      5.呼吸リハビリテーション
       1)包括的呼吸リハビリテーション
       2)呼吸理学療法
       3)一般臨床で有用なリハビリテーション
      5.長期間酸素療法
      6.肺容量減量術
    【D】増悪時の管理
      1.増悪の定義および重症度の評価
      2.換気サポート
      3.在宅での治療
      4.入院管理

    IV.類縁疾患症例から学ぶ鑑別診断のポイント
      1.気管支喘息
      2.塵肺
      3.間質性肺炎
      4.肺結核
      5.肺炎
      6.過敏性肺炎
      7.びまん性汎細気管支炎
      8.気管支拡張症
      9.閉塞性細気管支炎
      10.心不全

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