物忘れ外来ハンドブック

出版社: 中外医学社
著者:
発行日: 2006-04-01
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 4498128125
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

4,400 円(税込)

商品紹介

認知症を疑われる患者が外来を受診した際、どのように診察を進め、診断を下していったらよいのか、さらに認知症患者あるいは介護家族の立場に立ってどのように介護の援助を行っていくべきか、「物忘れ外来」での経験をもとに具体的かつわかりやすく記述した。正確な診断と治療・介護に至るプロセスとあわせ、実際の臨床の場面で疑問に感じることを中心に診断、治療、介護に分けてアルツハイマー病の臨床に役立つ61の事柄について簡潔に解説した。

目次

  • 物忘れ外来ハンドブック

    ―目次―

    A◆アルツハイマー病の臨床診断の手順 
     症例1  
      病歴から認知症を疑うポイント 
      実際の診察から認知症を疑うポイント  
      臨床検査から認知症を疑うポイント 
      心理学的検査から認知症を疑うポイント  
      脳画像から認知症を疑うポイント  
      臨床経過から認知症を疑うポイント  
      症例1の解説  

    B◆診断  21
     1.アルツハイマー病の診断基準 
     2.アルツハイマー病の危険因子  
     3.アルツハイマー病と血管性危険因子 
     4.家族や介護者にアルツハイマー病について
        どのように説明すると理解されやすいか? 
     5.アルツハイマー病と診断した後,かかりつけ医が行うべきこと
     6.アルツハイマー病の初期症状として重要なものは何か?
     7.日常生活上の行動の変化も早期診断に役立つ  
     8.医院・クリニックの再来患者さんで認知症を発見するきっかけは? 
     9.認知症に進展しているのか否か判断できない患者さんへの対応  
     10.「治療可能な認知症」を見逃さないことが重要 
     ほか

    C◆薬物治療 
     1.アルツハイマー病の治療ガイドライン  
     2.抗認知症薬開始の条件は?  
     3.ドネペジル使用に際しての注意点  
     4.ドネペジルの具体的な使用方法  
     5.自験例からみたドネペジルの臨床効果  
     6.認知症の行動と心理症状BPSDに対する薬物療法の原則 
     7.認知症の行動と心理症状BPSD解決の戦略をどう進めるか? 
     8.認知症の行動と心理症状BPSDに対する抗精神病薬の選択と使用法  
     9.アルツハイマー病にみられる精神病症状に対する薬物療法
     10.不安症状や不眠に対する薬剤の選択と使用法 
     11.せん妄に対する薬物療法 

    D◆介護  
     1.認知症介護の原則をどう説明するか?  
     2.事例から考える介護の問題点(1) 
     3.事例から考える介護の問題点(2)  
     4.事例から考える介護の問題点(3)  
     5.事例から考える介護の問題点(4) 
     6.認知症患者さんにデイサービス利用をどのように勧めるか?
     7.認知症を理解できない家族に対する対応をどうするか? 
     8.徘徊がみられる患者さんへの対応 
     9.尿便失禁,弄便がみられる患者さんへの対応の説明 
     10.自宅に居るのに夕方になると「家に帰る」と訴える  
     ほか

最近チェックした商品履歴

Loading...