SCOM・035 軽度外傷性脳損傷

出版社: 金原出版
著者:
発行日: 2009-02-20
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784307505352
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商品紹介

現在、本邦にはおびただしい数の軽度外傷性脳損傷mild traumatic brain injury(mild TBI)の被災者が潜在していると推定される。これらの方々には本文の「WAEの臨床症状」をお読みいただき、さらに具体的な症例篇を紐解かれた後に自らを振り返っていただきたい。

目次

  • SCOM・035 軽度外傷性脳損傷

    ―目次―

    1 はじめに
     1. Mild TBIの歴史
     2. Mild TBIの定義
     3. Mild TBIの臨床経過
     4. Mild TBIの頻度
     5. TBI法

    2 WAEはどのようにして起こるか
     1. 衝力・反衝力によるTBI
     2. 求心性連鎖説
     3. 剪断力説
     4. Mild TBIにおける脳損傷の発生と経過

    3 WAEの臨床症状
     1. 大脳皮質の機能解剖とその障害
     2. 大脳白質・脳梁・脳幹部の機能解剖とその障害
     3. 高次脳機能障害について
     4. 脳神経関連の障害について
     5. 運動障害について
     6. 知覚障害について
     7. 小脳症状について
     8. 神経因性膀胱について
     9. WAEを取り巻く諸問題

    4 WAEを取り巻く世界の現況
     1. Evansの提言
     2. Gay & Abbott論文
     3. A/D forcesと軸索損傷
     4. Oosterveld学説
     5. Mild TBIの臨床症状(海外)
     6. 鞭打ち損傷研究
     7. ケベックWAD分類

    5 WAEを取り巻く日本の現況 その1
    「鞭打ち損傷」を本邦の神経耳科医・脳神経外科医は
      どのように考えたか
    1. 坂田・長島医師の提言
    2. 坂田・長島仮説
    3. 三浦論文と平林論文
    4. 坂田・長島仮説のその後

    6 WAEを取り巻く日本の現況 その2
    「鞭打ち損傷」を整形外科医はどのように考えてきたか
     1. 土屋分類
     2. WAEと土屋分類
     3. 坂田・長島仮説と土屋分類
     4. 日本整形外科学会と土屋分類

    7 WAEとCSFH
     1. CSFH研究
     2. WAE発見
     3. CSFHの臨床症状
     4. WAEとCSFHの鑑別診断
     5. WAEとEBP(硬膜外自己血充填法)
     6. WAEとRIシンチ
     7. CSFHの今後

    8 WAEの画像所見
     1. 厚生労働省の考え方
     2. WAEの神経イメージング法
     3. WAEの画像所見
     4. 画像依存の弊害
     5. 画像以外のWAE診断法

    9 WAEと関係する診療科目
     1. WAEと整形外科
     2. WAEと脳神経外科
     3. WAEと神経内科
     4. WAEの教育
     5. WAEの社会復帰度
     6. さまようWAE
     7. WAEのこれから

    10 症例篇
     1. 症例1
     2. 症例2
     3. 症例3
     4. 症例4

    11 WAE誕生の経緯

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