認知症の「みかた」

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2009-11-01
分野: 臨床医学:内科  >  老人医学
ISBN: 9784260009157
書籍・雑誌
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商品紹介

高齢化社会のなか、神経心理学において認知症は重要性が増し続けているテーマである。認知症について、疾患概念をどう捉えるか、臨床でどう診るか、患者とのかかわりをどう考えるか。それらの問題を、認知症に関する神経心理学的アプローチや脳機能に通じた精神科医と神経内科医のディスカッションによりみつめ直し、認知症の臨床のこれからを考える。認知症の「みかた」を変える1冊。

目次

  • 認知症の「みかた」

    ―目次―

    第1章 疾患概念をみる
     個別性をみる−神経心理学と診断基準
     『神経心理学入門』刊行当時と認知症
     CBD(大脳皮質基底核変性症)
     システム障害としての認知症
     認知症をどう定義するか
     executive function(実行機能)
     局在論と認知症−どこが「大事」か?

    第2章 中核症状をみる
     記憶障害を考える
     軽度認知障害(MCI)
     意味記憶の障害(意味性認知症)
     記憶障害の病変部位
     言語障害を考える
     発達性サヴァン
     失行と失認

    第3章 周辺症状をみる
     物盗られ妄想
     カプグラ症候群
     幻の同居人
     作話
     病識−病態失認
     うつ

    第4章 患者へのかかわりをみる
     認知症の告知
     認知症のケア
     鼎談のおわりに−田邉先生のこと

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