また、福祉が人を殺した

出版社: あけび書房
著者:
発行日: 2012-08-25
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784871541114
電子書籍版: 2012-08-25 (第1刷)
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商品紹介

電気もガスも止められた厳冬の札幌市で、42歳の姉と40歳の障がいを持つ妹が病死・凍死した。ダブルワークで必死に働いていた姉は体を壊し、福祉事務所に3度も困窮を訴えたにもかかわらず、「懸命な就職活動」を強要されるだけで、生活保護に至らなかった。ついに姉は病死。後を追うように、妹は凍死した。先進国では考えられない悲劇の頻発。徹底ルポする。

目次

  • また、福祉が人を殺した

    ―目次―

    第I部●ルポ 福祉に3度もSOSを出したのに
     第1章 事件報道―「まさか」、そして「またか」…
     第2章 仲の良い姉妹
     第3章 福祉に助けを求めたけれど
     第4章 福祉事務所は何をしたのか
     第5章 生活保護申請をめぐる数々のトラブル
     エピローグ

    第II部●鼎談 生活保護バッシングの陰で悲劇頻発
     白石区孤立死事件が語っていること
     地域的な貧困の連鎖
     ごく普通の女性なのに
     SOSを発するということ
     期待されるケースワーカー像?
     濫給を恐れる余り、漏給をしてはならない
     25年前と同じバッシングの狙い
     厳しい扶養義務は日本だけ
     生活保護は恥ではない
     あいつら虫けらだから
     克明な日記を残して
    「ケースワーカーってかっこいい」ってなれば
     伸ばした手を振り払われて
    「生活保護バッシングは人を殺すんだ」ということを

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