沈黙の螺旋理論[改訂復刻版]

出版社: 北大路書房
著者:
発行日: 2013-03-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784762827952
書籍・雑誌
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商品紹介

自分の意見は少数派である,あるいはそうなりそうだとわかった人は孤立を恐れて沈黙し,逆に自分が多数派だと認知した人は声高に発言する。沈黙は雄弁を生み,雄弁は沈黙を生むというこの螺旋状のプロセスの中で,少数派はますます少数派になっていく……。長らく絶版となっていた世論研究の名著,待望の復刻版。

目次

  • 沈黙の螺旋理論[改訂復刻版]

    ―目次―

    1.沈黙の仮説
    2.調査を駆使した仮説のテスト
    3.孤立への恐怖という動機
    4.世論とは何か
    5.意見の法―ジョン・ロック
    6.政府は世論によって支えられる
      ―デビッド・ヒュームとジェームズ・マディソン
    7.「世論」という言葉の創始者
      ―ジャン‐ジャック・ルソー
    8.世論の専制
    9.「社会統制」概念が形成され,「世論」概念は
      一掃された
    10.オオカミたちが遠ぼえで合唱する
    11.アフリカ・大洋州諸部族の世論
    12.バスティーユの襲撃―世論と群集心理学
    13.流行も世論である
    14.さらし台
    15.法と世論
    16.世論は社会の統合を果たす
    17.前衛,異端,アウトサイダー―世論を変える
    18.世論伝播の乗り物としてのステレオタイプ
      ―ウォルター・リップマン
    19.世論が争点を選択する―ニクラス・ルーマン
    20.公衆の注目を左右するジャーナリストの特権
    21.世論には二つの源泉がある
      ―その一つがマスメディアである
    22.二重の意見風土
    23.分節化機能
      ―メディアに乗らない意見の持ち主は事実上沈黙させられる
    24.民の声は天の声
    25.新たなる知見
    26.世論の理論をめざして
    27.世論の潜在機能・顕在機能:まとめにかえて

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