精神医学 43/12 12月号

出版社: 医学書院
発行日: 2001-12-12
分野: 臨床医学:内科  >  雑誌
雑誌名:
特集: 展望:自殺の生物学的原因究明の現状と今後の展望
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商品紹介

ある事象について議論を始める時、まずその事象の定義付けを行わねばならない。「自殺」は日常的に用いられる言葉であるが、その定義は曖昧である。「自殺を議論する場合の最初の難問は、その定義に関する問題である」という高橋の指摘の通り、専門家の間でも意見の分かれるところである。例えば、Durkheimに代表されるように自殺を「自己によってなされた一切の死」と幅広く定義する考え方がある一方、自殺念慮と死の結果の予測性を定義に加える限定的な考え方もある。(「はじめに」より)

目次

  • 精神医学  43/12 12月号

    ―目 次―
    巻頭言
    変革期を迎えた精神医療―精神科病床数の将来推計から
    展望
    自殺の生物学的原因究明の現状と今後の展望
    研究と報告
    ・非定型精神病の探索眼球運動所見
    ・健常女性における月経前症候群の頻度とその特徴
    ・月経前不快気分障害の診断基準(DSM-IV)を用いた検討
    ・長期全生活史健忘の1鑑定例―健忘長期化要因と司法判断
    ・Tiapride、Trazodoneの併用治療が著効した高齢発症の幻覚妄想状態の2例
    ・中国人留学生における大麻性フラッシュバックの1例
    ・複雑な漢字の写字が正確であった左側頭葉後下部病変を有する失読失書の検討
    ・特異な経過を呈したアルコール性小脳変性症の1例

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