目次
- 人間科学のためのナラティヴ研究法
―目次―
第1章 振り返り、先をよむ
ナラティヴとは何か
ナラティヴは何をするのか
ナラティヴ分析とは何か
「物語的転回」
本書の構成
第2章 研究のためのナラティヴの構築
ナラティヴの契機としてのインタビュー
解釈としてのトランスクリプト−研究例
英語でのある会話−二つのトランスクリプトの対比
トランスクリプト 2・1
トランスクリプト 2・2
トランスクリプト 2・3
翻訳された会話
トランスクリプト 2・4
結論
第3章 テーマ分析
インタビューとの取組み
1.病いの語りについての研究
2.法権力に対する抵抗のストーリー
記録文書との取り組み
エスノグラフィー的な取組み
結論
第4章 構造分析
背景
節の機能への注目−ウィリアム・ラボフのアプローチ
トランスクリプト 4・1
トランスクリプト 4・2
トランスクリプト 4・3
トランスクリプト 4・4
トランスクリプト 4・5
結論
第5章 対話/パフォーマンス分析
勤務最終日を演じる−身体障がいと男性的アイデンティティ
トランスクリプト 5・1
声を上げる−教室の怒れる少女たち
トランスクリプト 5・2
トランスクリプト 5・3
トランスクリプト 5・4
普通ということの顕現−1年生の教室でのパフォーマンス
トランスクリプト 5・5
トランスクリプト 5・6
トランスクリプト 5・7
トランスクリプト 5・8
トランスクリプト 5・9
結論
第6章 ヴィジュアル分析
ナラティヴ研究における映像
1.第二次世界大戦中の日系アメリカ人の映像化
2.病いの経験の映像化
3.自分を書く/自分を描く
4.アートを作る、自己を作る
5.ビデオ日記の映像化
トランスクリプト 6・1
結論
第7章 複数の真実と留意すべき点
妥当性の問題の切り口
状況に埋め込まれた真実
歴史的真実と一致
一貫性、説得力、プレゼンテーション
プラグマティックな活用
政治的な活用と倫理的な活用
結論