DNAとタンパク質
出版社: |
裳華房 |
著者: |
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発行日: |
2006-04-30 |
分野: |
基礎医学
>
生化学
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ISBN: |
9784785352097 |
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目次
- DNAとタンパク質
―目次―
1.生物とは何か
1-1 生物は自己増殖する
1-2 自己増殖には設計図としての遺伝子が必要
1章のまとめ
2.遺伝子の化学的本体はDNA
2-1 DNAを組み立てている部品
2-2 DNAは二本鎖のらせん構造をもつ
2-3 二本鎖構造はDNAの複製に好都合
2-4 DNAの複製は5´→3´の方向にしか起こらない
2-5 ジデオキシ法はDNAの塩基配列を決める有力な手段
2-6 いろいろな生物でゲノムDNAの塩基配列が
次々に決定されている
2-7 制限酵素の活用やPCR法の出現も塩基配列決定の
進展に役立った
2章のまとめ
3.「第一人者」としてのタンパク質
3-1 実際の働き手はタンパク質
3-2 タンパク質の基本構造はアミノ酸がつながった長い鎖
3-3 特定のタンパク質は特定の立体構造をもっている
3-4 遺伝子が指令するのはタンパク質のアミノ酸配列順序だけ
3-5 単一のタンパク質を純粋な形で取りだす方法
3章のまとめ
4.遺伝子の情報で素顔のタンパク質ができるまで
4-1 DNAの二本鎖構造はメッセンジャーRNAへの転写にも好都合
4-2 真核生物の転写産物がそのままの形で
メッセンジャー役を務めることはない
4-3 翻訳に使われる辞書
4-4 翻訳の立役者は運搬RNA
4-5 転写は所と時と程度をわきまえて実行される
4章のまとめ
5.出番を前にしたタンパク質のお化粧
5-1 第1工程−鎖の切り分け−
5-2 第2工程−飾りつけ−
5-3 タンパク質の化学構造決定には直接解析が必要
5章のまとめ
6.生きているように動くタンパク質
6-1 トリプシノーゲンを目覚めさせるカラクリ
6-2 ヘモグロビンは呼吸する
6-3 ファージT4は注射器をもっている
6-4 筋肉はどうやって動くのか
6章のまとめ
7.種の特異性と進化
7-1 進化の原動力は遺伝子の変化
7-2 突然変異の多くはDNA複製の問違いで起こる
7-3 血液型や酒の好き嫌いは酵素遺伝子の突然変異で決まる
7-4 ゲノムの組換えによって差はますます広がる
7-5 遺伝子は重複することがある
7-6 サメとシャチの関係は酵素にも
7-7 DNA鑑定
7-8 ミトコンドリアDNA
7-9 インフルエンザウイルスは突然変異の実験室
7章のまとめ
8.後天的につちかわれる個の特異性
8-1 免疫系の特徴
8-2 免疫防御陣ができ上がるまでの大まかな筋道
8-3 免疫族の大もの細胞と分子を訪ねる5日間の旅
8-4 抗体やTCRの多様性を作り出すカラクリ
8-5 獲得形質と個性の確立
8章のまとめ
9.おわりに
9-1 生物がその特異性を維持するためにはエネルギーが必要
9-2 寿命はなぜ決まっているのか
9-3 ヒトはなぜ「考える葦」になったのか
9章のまとめ