子ども虐待在宅ケースの家族支援

出版社: 明石書店
著者:
発行日: 2015-11-25
分野: 医療技術  >  介護/福祉
ISBN: 9784750342740
書籍・雑誌
≪全国送料無料でお届け≫
取寄せ目安:8~14営業日

5,060 円(税込)

商品紹介

子ども虐待相談件数は増加する一方であるが、その約9割の子どもたちは介入ではなく、在宅での支援を受けている。本書は、そこに光を当てた意欲作。在宅ケースにおける長期的・包括的な援助のあり方を分析し、日本の新たな児童虐待対応システムを考察する。

目次

  • 子ども虐待在宅ケースの家族支援

    ―目次―

    序章
     第1節 問題の背景
     第2節 本研究の目的
     第3節 本研究の意義
     第4節 本著の全体構成

    第I部 子ども虐待における家族支援を考える
     第1章 日本の児童虐待施策と在宅支援の体制について
     第2章 「家族維持」の具体化のための拠って立つ理論
     第1節 子どもの最善の利益
     第3章 日本における家族支援についての考察
         ―日本における親子分離に対する考え方の変遷と現状
     第4章 アメリカ合衆国における「Family Preservation
     第5章 「家族維持」のために援助者が行うべき「正当な努力」とは
     
    第II部 日本の家族支援を検証する
     第6章 研究方法
     第7章 質問紙調査1「児童相談所における児童福祉司による
         児童虐待ケース在宅支援の実態及び意見調査」
     第8章 質問紙調査2「市町村における児童虐待ケース在宅支援の
         実態及び意見調査」
     第9章 日本における在宅支援の現状把握
     第10章 日本における援助者が行うべき
         「Reasonable Efforts」についての仮説検証
     
    第III部 家族を中心とした支援を展開するために
     第11章 総括と今後の課題―「家族維持」のための
         「正当な努力」の実現を目指して
     第12章 家族維持を目的とした支援を行う新しい児童虐待
         対応システムの創出の必要性―Differential Response
         (区分対応システム)についての考察と提言

最近チェックした商品履歴

Loading...