よくわかる 子どもの喘鳴診療ガイド

出版社: 診断と治療社
著者:
発行日: 2015-11-30
分野: 臨床医学:内科  >  小児科学一般
ISBN: 9784787822208
書籍・雑誌
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5,500 円(税込)

商品紹介

小児の喘鳴には喘息,気道感染症,異物,後鼻漏,GERなど様々な原因疾患があり,複数の発生機序がある.そのメカニズムをしっかりと理解したうえで原因別の適切な診断・治療ができるよう,アレルギー,呼吸器,感染症分野の専門家がわかりやすく解説.巻頭には鑑別に役立つ診断フローチャートを収載.専門医だけでなく,小児の喘鳴診療に携わる医療関係者すべての方にご活用いただきたい1冊.

目次

  • よくわかる 子どもの喘鳴診療ガイド

    ―目次―

    第1章 喘鳴を科学する?病態の正しい理解のために?
    A 喘鳴理解の基礎知識
    ?1.喘鳴はなぜ発生するのか?
    ?2.喘鳴の表記のしかた??
    ?3.喘鳴の病態の多様性??
    ?4.喘鳴の定性的・定量的な評価方法とその臨床応用
    TOPICS.肺音解析による喘鳴性疾患の診断の展望?
    B 喘鳴の病態を正しく理解する
    ?1.平滑筋収縮
    ?2.気道分泌?
    ?3.気道粘膜浮腫(血管透過性の亢進)
    ?4.気道の先天異常・奇形?
    ?5.気道内の腫瘤(内部からの圧迫)
    ?6.外部からの圧迫
    ?7.気道異物 ?
    ?8.誤 嚥
    ?9.胃食道逆流症(GERD)/咽喉頭逆流症(LPRD)
    10.うっ血性心不全?
    11.心因性喘鳴

    第2章 喘鳴性疾患の診断・治療の考え方
    A 喘鳴性疾患の診断へのアプローチ
    B 喘鳴の診断
    ?1.問 診 ?
    ?2.身体所見
    ?3.血液検査?
    ?4.微生物検査
    ?5.画像検査
    ?6.生理機能検査
    ?7.内視鏡検査<前鼻鏡・上気道内視鏡>?
    ?8.内視鏡検査<軟性気管支鏡>
    C 喘鳴に対する治療法?総論?
    ?1.薬物療法の目的と分類
    ?2.吸入療法
    ?3.理学療法?適応となる疾患と方法の実際?
    ?4.鼻汁吸引と鼻腔洗浄
    ?5.人工呼吸管理
    ?6.手術(外科的対応)?適応となる疾患と術式?
    ?7.喘鳴性疾患を診察する場合の心理的配慮・心理療法

    第3章 主な喘鳴性疾患の病態と治療
    ?1.後鼻漏症候群
    ?2.アレルギー性鼻炎
    ?3.クループ/急性喉頭蓋炎
    ?4.アナフィラキシー
    ?5.気管支喘息
    ?6.細気管支炎
    ?7.気管支炎・肺炎

    第4章 Expert Eyes
    CASE 01 喘鳴が続く場合にステロイド全身投与を続けるべき??
    CASE 02 鼻汁と喘鳴を反復する乳児,何が考えられるか?
    CASE 03 アレルギー性鼻炎の加療により喘鳴が改善し,
    運動能力の向上した喘息男児
    CASE 04 呼吸困難感はないがwheezesが持続する中学生男児
    CASE 05 2週間前にピーナッツを食べてむせた子どもが発熱と
         喘鳴を発症した場合,すぐ専門病院に紹介すべきか?
    CASE 06 喘鳴のない運動誘発喘息?
    CASE 07 胃食道逆流症の合併した乳児喘息に
         吸入ステロイド薬は使用すべきか? 
    CASE 08 乳児期に繰り返す喘鳴の原因は? 
    CASE 09 ガイドラインに準じた治療が無効な
         難治の喘息に対する対応は?
    CASE 10 高用量吸入ステロイドを使用しても喘鳴が続く
         「難治性喘息」
    CASE 11 薬剤不応性,通年性の気管支喘息発作……
         本当に気管支喘息発作???長谷川久弥 
    CASE 12 反復性喘鳴から長引く咳と喘鳴に移行した場合の
         対応は?
    CASE 13 「乳児難治喘息」 どう対応すべき?

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