がん患者の認知行動療法
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目次
- がん患者の認知行動療法
―目次―
序章 学校教育の基盤に位置づく道徳教育の課題
―グローバル化する現代社会において教育と
道徳教育をどのように考えるか―
1.はじめに
2.教育と道徳教育の何が問題なのか
3.学校教育の基本方略の見直しの必要性
4.学校における道徳教育の意義
5.道徳学習の新しい在り方
第I部 グローバル化する現代社会における道徳教育
第1章 討議倫理学における「合意」の意義
1.はじめに
2.道徳教育における正しさの問題
3.討議倫理学の意義
―カントの立法の限界を超える―
4.社会構成主義による討議倫理学への批判
5.討議倫理学における「合意できない」という
ことの意味
6.おわりに
第2章 ポスト形而上学の時代における道徳教育
─ハーバーマスと価値多元化社会の道徳─
1.はじめに
2.道徳哲学や倫理学における道徳観の変遷
3.ハーバーマスの討議倫理学
4.価値多元化社会の道徳とハーバーマスの討議
倫理学に基づく道徳教育
5.討議倫理学に基づく道徳教育の課題
第3章 承認論と道徳教育
―テイラーとハーバーマスの比較から―
1.はじめに
2.テイラーの承認論
―人間の生における背景の重大性/コミュニタリズム―
3.ハーバーマスの承認論
―普遍的な人権尊重/リベラリズム―
4.テイラーとハーバーマス
―差異志向と普遍志向の相補性―
5.道徳教育の原理
―「差異の原理」/「平等の原理」―
6.おわりに
第4章 言語ゲームと道徳教育
1.はじめに
2.ウィトゲンシュタインの言語ゲーム論
3.言語使用の規範性の習得
4.ウィトゲンシュタイン哲学の含意
5.おわりに
第5章 公共性と道徳教育
1.はじめに
2.公共性の概念
3.ハーバーマスにおける「公共性」概念
4.アレントの「公共性」概念
5.デューイにおける「公的なもの」の概念
6.おわりに
第II部 学校におけるこれからの道徳教育
第6章 道徳教育の歴史的展開と「特別の教科 道徳」
─道徳教育の目標を中心に─
1.はじめに
2.戦前の道徳教育
3.戦後の道徳教育
4.「特別の教科 道徳」の導入
5.おわりに
第7章 子どもの主体的な道徳学習の構想
─新学習指導要領が求める道徳教育の内容と方法─
1.はじめに
2.学校における道徳教育の指導内容
3.現在や未来の生活につながる道徳学習
4.議論する力を育てる道徳学習
第8章 生命倫理と道徳
1.はじめに
2.学習指導要領・中学校道徳科における生命倫理の
位置づけ
3.生命倫理の主な課題
4.道徳科でどのように生命倫理を取り上げていくか
5.おわりに
第9章 生き方を考える道徳教育の意義
─「偉人伝」をどう解釈するか─
1.はじめに
2.子どもの興味を喚起する道徳教育
―伝記を活用した修身教授の問題点―
3.理想的人間像の確立と伝記の教育学的構成
―唐澤富太郎の道徳教育論―
4.学習者の生き方を問う道徳教育
―伝記教材「田中正造」の場合―
5.おわりに
第10章 道徳の時間から道徳科への転換
─その目標を踏まえた評価の在り方に
ついての論点整理─
1.はじめに
2.道徳の時間から道徳科への転換
3.道徳科の目標を手掛かりに
―目標概念の基本的構造―
4.道徳科における評価の記述を手掛かりに
5.おわりに
―道徳科の指導と評価の改善・充実を図るために―
第11章 小中学校における道徳授業の多様な展開
1.はじめに―道徳授業に期待されること―
2.従来型道徳授業に対する批判の論点
3.さまざまな道徳授業
4.総合単元的学習としてのカリキュラムへの位置づけ
第12章 高校における道徳教育の開発
─茨城県の事例を中心に─
1.はじめに
2.茨城県における高校道徳の導入の経緯と現状
3.茨城県の道徳教育推進事業について
4.討議型道徳授業の可能性
5.おわりに
第13章 道徳の授業で求められる教師の力量形成
―授業の参与観察とリフレクションを通して―
1.はじめに
2.道徳授業研究の概要
3.授業場面での見取り―筆者の視点を通して―
4.授業リフレクション―授業者の視点を通して―
5.推進体制づくりと道徳の指導計画
―道徳授業の充実のために―
6.まとめにかえて
―教員の力量形成としての道徳研究とは―