精神障害と作業療法 新版

出版社: 三輪書店
著者:
発行日: 2017-03-30
分野: 臨床医学:外科  >  リハビリ医学
ISBN: 9784895905831
書籍・雑誌
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商品紹介

『精神障害と作業療法 第3版』の発行から7年。社会情勢の大きな変化に応じて、新版として全面改訂。入院医療中心から地域生活中心へという動き、疾患構造の変化などにより、大きく転換を迫られているわが国の精神保健において、作業療法は何を担うのか、ひとの生活における目的と意味のある作業「生活行為」を手段に、対象者の生活を支援するという作業療法の特性、治療・支援構造・手順といった基本の軸を示しつつ、病理の違いによる障害の特性に応じた作業療法の概要、医療・保健・福祉、各領域での作業療法の実践を示す。疾患や障害の新たなとらえ方としてスペクトラムという視点や高次脳機能障害の項目も追加。さらに、障害と受容、作業療法の原理など作業療法の哲学的課題についても言及。

目次

  • 精神障害と作業療法 新版

    ―目次―

    1 ひとと病い
     1・1 ひとと病い
     1・2 病いと医学
     1・3 病いと障害
     1・4 障害と受容
     1・5 病いと作業療法
     1・6 病い・障害と治療・支援者の適性

    2 精神の病い処遇の歴史と作業療法
     2・1 精神障害作業療法の歴史 
     2・2 わが国の精神障害作業療法の歴史

    3 作業をもちいる療法の特性
     3・1 原点―作業をいとなみ,作業がつむぐ
     3・2 作業をもちいる療法
     3・3 目的と役割
     3・4 手段
     3・5 介入
     3・6 効果
     3・7 療法として成りたつ条件

    4 作業療法の治療・支援構造と治療機序
     4・1 作業療法の治療・支援構造
     4・2 対象者
     4・3 作業
     4・4 作業療法士
     4・5 集団と場
     4・6 時間
     4・7 対象関係―治療・支援における関係
     4・8 形態
     4・9 チームアプローチ
     4・10 治療機序
     4・11 社会脳

    5 作業療法の手順
     5・1 手順―基本の流れ
     5・2 評価―知る作業
     5・3 計画―個人プログラムの作成
     5・4 効果―アウトカムの評価

    6 作業療法の実践
     6・1 作業療法がおこなわれる場
     6・2 急性期作業療法
     6・3 地域移行支援と作業療法
     6・4 地域生活支援と作業療法
     6・5 緩和期の作業療法
     6・6 就労支援と作業療法
     6・7 児童精神障害と作業療法
     6・8 老年期精神障害と作業療法
     6・9 司法精神医療と作業療法

    7 主な精神認知機能の支障と作業療法
     7・1 基本原則
     7・2 統合失調症スペクトラムと作業療法
     7・3 気分障害(躁うつ病)と作業療法
     7・4 神経症圏の精神認知機能の支障と作業療法
     7・5 摂食に関する障害と作業療法
     7・6 物質関連障害と作業療法
     7・7 パーソナリティ障害と作業療法
     7・8 発達障害と作業療法
     7・9 神経認知障害と作業療法
     7・10 高次脳機能の支障と作業療法

    8 精神認知系作業療法の理論・モデル・関連療法
     8・1 精神認知機能の支障に対する作業療法の理論
     8・2 共通理論
     8・3 治療理論
     8・4 関連療法

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