多様化する「キャリア」をめぐる心理臨床からのアプローチ
商品紹介
日本での働き方の現状をふまえながら、キャリアカウンセリングの諸理論をわかりやすく紹介。「就労の壁に遭遇し、またはじめての仕事を体験する青年期」から「退職後、新たな働き方・生き方の道を模索する老年期」までを対象に、「不登校」「抑うつ」「発達障害」を抱えたケースなどについても具体的な事例を紹介。「キャリア」をめぐる心理臨床について広く理解できる指南書。
目次
- 第I部 理論編
第１章 キャリアとは
１ どのような青年が期待されているのか
２ 何のために働くのか
３ わが国のキャリア教育の現状とアメリカのキャリア教育
第２章 これまでのキャリアカウンセリングと諸理論
１ キャリアカウンセリングとは
２ これまでのキャリアカウンセリング
３ キャリアカウンセリングの理論
第３章 雇用の現状と青年の心の問題
１ 雇用の現状
２ 青年の離職率
３ 家族と青年の心の問題
第４章 キャリアカウンセリングへの心理療法の適用
１ なぜキャリアカウンセリングに心理療法を適用するのか
２ 心理療法とは
３ 心理療法の基本的要因
第II部 実践編
第５章 自我の強さに応じた心理療法
１ 自我の強さとは
２ 自我の強さと病態水準との関係
３ 自我の強さに応じた心理療法の適用
第６章 自我発達に即したケースのキャリアカウンセリング
１ 青年期
２ 成人・中年期
３ 老年期
第７章 不適応ケースのキャリアカウンセリング
１ 各機関との連携
２ 代表的不適応ケース
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