妊娠期がん診療ガイドブック

出版社: 南山堂
著者:
発行日: 2018-06-01
分野: 臨床医学:一般  >  癌/腫瘍一般
ISBN: 9784525421816
書籍・雑誌
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4,400 円(税込)

商品紹介

妊娠中にがん治療を行うことは,母体や胎児への安全性が不明なため,困難であるとされてきた.しかし,病状や妊娠週数などを配慮することで,子どもを諦めることなく妊娠とがん治療の両立を図り,出産・育児までをサポートできることがわかってきた.本書は,腫瘍科,産科,母性内科などの領域をまたいで編纂された国内初の書籍である.

目次

  • 第1章 妊娠期がん診療に必要な各領域の基礎知識
      1.がん診療の基本
      2.妊娠管理の基本
      3.産褥管理の基本
      4.子どもの成長と発達の基本
      5.妊娠中の薬物投与の基本

    第2章 妊娠期がんの総論
      1.妊娠期がんの疫学・臨床像
      2.妊娠期がん診療の原則
      3.妊娠期がんの診断
      4.妊娠中の外科治療
      5.妊娠中の放射線治療
      6.妊娠中のがん治療薬投与による影響
      7.妊娠期がん治療中の母体・胎児管理
      8.妊娠期がん患者の心理的変化とその支援
      9.妊娠期がん治療における支持療法
     10.在胎期にがん薬物療法を受けた児の長期発育

    第3章 妊娠期がんの各論
      1.妊娠期乳癌
      2.妊娠期子宮頸癌
      3.妊娠期卵巣癌
      4.妊娠期悪性リンパ腫
      5.妊娠期白血病
      6.妊娠期甲状腺癌
      7.妊娠期悪性黒色腫
      8.妊娠期骨軟部腫瘍
      9.妊娠期消化管癌・泌尿器癌
     10.妊娠期肝癌・胆癌・膵癌
     11.妊娠期肺癌
     12.妊娠期頭頸部癌

    第4章 妊娠期がんの症例検討
      1.妊娠期乳癌─妊娠初期診断症例─
      2.妊娠期乳癌─妊娠中期:周産期合併症による予定治療変更症例─
      3.妊娠期乳癌─妊娠後期診断症例─
      4.妊娠期子宮頸癌─IB1期(扁平上皮癌)妊娠待機症例─
      5.妊娠期子宮頸癌─IB1期(扁平上皮癌)妊娠継続困難症例─
      6.妊娠期子宮頸癌─IIB期 妊娠中に化学療法をした待機症例─
      7.妊娠期悪性リンパ腫
      8.妊娠期甲状腺癌

    提供ツール
    ・妊娠期がんアセスメントシート
    ・患者さん用冊子

    Column
    ・患者さんの体験記(1)
    ・患者さんの体験記(2)

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