老年期の作業療法 改定第3版

出版社: 三輪書店
著者:
発行日: 2018-08-30
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784895906388
書籍・雑誌
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3,850 円(税込)

商品紹介

10年ぶりの待望の全面改訂となった本書は、日本社会や作業療法におけるここ10年間の変化を踏まえて、そしてこれからを見据えて、老年期の作業療法の基本的枠組みを提示する。高齢者が主体性と尊厳を保ち、社会参加し、その人らしく生活することができるよう、(1)作業の選択や決定(何をするか)、(2)作業の遂行(いかにするか)、(3)作業の継続や展開(これからどうしていくか)の観点から、作業療法を用いた支援的介入や助言を行うために必要な視点・知識について、豊富な事例とともに解説する。

目次

  • 第1章 老年期作業療法の枠組み
     1・1  老年期作業療法の目的
     1・2  老年期作業療法における作業
     1・3  老年期作業療法における介入
     1・4  作業療法理論/モデルとの関連
     
    第2章 老年期作業療法の対象
     2・1  対象者との出会いと終了
     2・2  高齢者の状態像と作業療法の特徴
     
    第3章 老年期作業療法の制度的位置づけと実施形態
     3・1  日本社会の高齢化
     3・2  高齢者保健福祉施策と作業療法
     3・3  老年期作業療法の実践形態とその特徴
     
    第4章 老年期とはどのような時期か
     4・1  老化に起因する不自由
     4・2  老化と加齢変化
     4・3  身体機能の加齢変化
     4・4  精神機能の加齢変化
     4・5  人格の加齢変化
     4・6  老年期への適応
     4・7  老年期の暮らし
     4・8  実践現場で多い疾患・症候群―認知症と廃用症候群
     
    第5章 評価
     5・1  評価の考え方
     5・2  評価計画
     5・3  評価内容
     5・4  評価の実際と作業療法計画―事例を通して
     5・5  まとめ

    第6章 介入
     6・1  作業の準備状態をつくる
     6・2  ADL・IADLの遂行を支援する
     6・3  役割を引き出す
     6・4  余暇活動の遂行を支援する
     6・5  近接援助技術を活用する
     
    第7章 リスク管理
     7・1  リスク管理の基本
     7・2  身体運動のリスク管理
     7・3  よくみられる症状・病態
     7・4  救急時の対応
     7・5  生活のなかのリスク管理
     7・6  認知症のある人のリスク管理
     
    第8章 介護家族とのかかわり
     8・1  家族と高齢者介護
     8・2  作業療法と介護家族
     
    第9章 連携
     9・1  連携とは
     9・2  作業療法士と連携
     9・3  地域づくりと連携
     
    第10章 高齢者の人権と権利擁護
     10・1  高齢者の人権
     10・2  権利擁護
     
    第11章 ひとの老いと作業療法
     11・1  伝承文化にみる老い
     11・2  社会問題としての老い
     11・3  老いの人称
     11・4  老いの多様性
     11・5  ひとの老いと作業療法

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