PEMECガイドブック 2023

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商品紹介

待望の改訂版! より深い疾病の病態理解と,より質の高い病院前救護のために
PEMECは急性疾病の傷病者に対して,現場に出動した救急隊員がどのような活動を行うべきかを明確にし,その標準化を目的として定められた。PEMECはPCECやPSLSへの移行の起点ともなる。本書では呼吸困難,動悸,胸痛,腹痛,めまい,体温異常などの症候に対する初期対応を定め,シナリオに基づいたシミュレーショントレーニングで質の高い病院前救護が実践できるよう工夫されている。

目次

  • I イントロダクション
    1 PEMECの位置づけ
    2 PEMECと主な標準化コース
    3 PEMECの概略
    4 PEMECと緊急度判定プロトコル

    IIⅡ PEMECアルゴリズム
    Step1:状況評価
    Step2:初期評価
    Step3:情報収集およびバイタルサインの測定
    Step4:判断
    Step5:全身観察/重点観察
    Step6:評価・ファーストコール・特定行為
    Step7:車内活動

    III 状況評価
    1 119番通報
    2 感染防御
    3 携行資器材の確認
    4 現場確認,安全確認
    5 傷病者数の確認,応援要請の要否
    6 外傷の除外(ルールアウト)

    IV 初期評価
    1 気道・呼吸の評価と処置
    2 循環の評価と処置
    3 中枢神経系の評価と処置
    4 体温の評価と処置

    V 情報収集およびバイタルサインの測定 
    1 情報収集
    2 バイタルサインの測定

    VI 判断
    1 PSLS/PCEC/PACCなどへ移行する場合
    2 輸液プロトコル・ブドウ糖投与プロトコルの適応

    VII 全身観察/重点観察
    1 身体観察の進め方
    2 頭部の観察
    3 顔面の観察
    4 頸部の観察
    5 胸部の観察
    6 腹部の観察
    7 意識レベルの評価と神経所見の観察

    VIII 評価・ファーストコール・特定行為
    1 評価
    2 ファーストコール
    3 医療機関の選定

    IX 車内活動 
    1 車内収容時の対応
    2 継続観察

    Ⅹ チームワーク
    1 ブリ―フィング
    2 役割分担と再配分
    3 リーダーシップ
    4 コミュニケーション
    5 デフュージングとデブリーフィング

     症候別各論
    PEMECのシュミレーショントレーニング
    1.痙攣
    2.頭痛
    3.めまい・ふらつき
    4.しびれ・麻痺
    5.呼吸困難
    6.動悸
    7.胸痛
    8.背部痛
    9.腰痛
    10.体温異常
    11.固形異物誤飲
    12.悪心・嘔吐
    13.腹痛
    14.喀血・吐血
    15.下痢
    16.下血・不正性器出血

この書籍の参考文献

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本参考文献は電子書籍掲載内容を元にしております。

III 状況評価

P.22 掲載の参考文献
1) 総務省消防庁 : 救急隊の感染防止対策マニュアル (Ver. 2.1). 2020. https://www.fdma.go.jp/mission/enrichment/prevention/items/counterplan021_kansenboushi_01.pdf

VI 判断

P.37 掲載の参考文献
1) 総務省消防庁, 厚生労働省 : 救急救命士の心肺機能停止前の重度傷病者に対する静脈路確保及び輸液, 血糖測定並びに低血糖発作症例へのブドウ糖溶液の投与の実施に係るメディカルコントロール体制の充実強化について (通知). 2014年1月31日.

VII 全身観察 / 重点観察

P.49 掲載の参考文献
1) 谷崎義生, 松本正弘, 朝倉健, 他 : 脳卒中救急医療体制整備に対する脳神経外科医の役割 ; 第2報. NEUROSURGICAL EMERGENCY 26 (1) : 26-35, 2021.

XI 症候別各論

P.76 掲載の参考文献
1) 日本臨床救急医学会 : PEMEC. http://jsem.me/training/pemec.html
P.81 掲載の参考文献
1) 中里信和・監 : 「てんかん」のことがよくわかる本. 講談社, 東京, 2015.
2) 日本救急医学会・監 : 救急診療指針. 改訂第5版, へるす出版, 東京, 2018.
3) 辻省次, 宇川義一・編 : てんかんテキストNew Version (アクチュアル 脳・神経疾患の臨床). 中山書店, 東京, 2012.
P.112 掲載の参考文献
1) 日本アレルギー学会Anaphylaxis対策委員会・編 : アナフィラキシーガイドライン 2022. 日本アレルギー学会, 東京, 2022, p.9.
P.133 掲載の参考文献
1) 日本循環器学会, 日本心臓血管外科学会, 日本胸部外科学会, 他 : 2020年改訂版 大動脈瘤・大動脈解離診療ガイドライン. 2020, p.27.
P.143 掲載の参考文献
1) Rubano E, Mehta N, Caputo W, et al : Systematic review : Emergency department bedside ultrasonography for diagnosing suspected abdominal aortic aneurysm. Acad Emerg Med 20 : 128-138, 2013.
P.149 掲載の参考文献
1) 救急救命士標準テキスト編集委員会・編 : 救急救命士標準テキスト. 改訂第10版, へるす出版, 東京, p.540.
2) 日本内科学会専門医制度審議会 救急委員会 : 内科救急診療指針 2022. 総合医学社, 東京, 2022, pp108-109.
P.158 掲載の参考文献
1) 厚生労働省医薬・生活衛生局 医薬品審査管理課化学物質安全対策室 : 2018 年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告. 2019.
2) 消費者庁 : 高齢者の誤飲・誤食事故に注意しましょう! 医薬品の包装シート, 義歯, 洗剤や漂白剤の誤飲が目立ちます. 2019.
P.166 掲載の参考文献
1) 日本緩和医療学会ガイドライン統括委員会・編 : 「がん患者の消化器症状の緩和に関するガイドライン 2017年版. 金原出版, 東京, 2017, pp14-16. https://www.jspm.ne.jp/guidelines/gastro/2017/pdf/gastro2017.pdf
P.180 掲載の参考文献
1) 救急救命士標準テキスト編集委員会・編 : 救急救命士標準テキスト. 改訂第10版, へるす出版, 東京, p.516.
2) 日本内科学会専門医制度審議会 救急委員会 : 内科救急診療指針 2022. 総合医学社, 東京, 2022, p.103.
P.187 掲載の参考文献
1) MSDマニュアルプロフェショナル版 : 下痢. http://merckmanual.jp/mmpej/sec02/ch008/ch008c.html
2) 日本アレルギー学会Anaphylaxis対策委員会・編 : アナフィラキシーガイドライン 2022. 日本アレルギー学会, 東京, 2022, pp19-20.

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