高次脳機能障害の勃興と将来展望

出版社: 新興医学出版社
著者:
発行日: 2023-04-20
分野: 臨床医学:内科  >  脳神経科学/神経内科学
ISBN: 9784880028996
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商品紹介

脳の外傷・損傷によって生じる障害、「高次脳機能障害」。その当事者への支援がどのように進んでいったのか。医師・研究者として渦中にいた著者が、これまでの歩みを振り返る。これからの課題についても論じる。

目次

  • 第1章 高次脳機能障害とは
     高次脳機能障害とは
     ケーキを食べるための認知機能
     高次脳機能障害は見える
     脳のキズと高次脳機能障害
     高次脳機能障害のリハビリテーション

    第2章 高次脳機能障害が国会へ
     井上義久議員の主張
     西川きよし議員の主張

    第3章 当事者の訴え
    「作業所ヤモリクラブ」の開所
    「一般社団法人ぷらむ佐賀」設立
    「高次脳機能障害者と家族の会」発足の経緯
     息子の居場所
    【江東・失語症のある方のコミュニケーションを豊かにする会】設立の経緯

    第4章 高次脳機能障害支援モデル事業の開始
     高次脳機能障害支援モデル事業の開始
     連続したケア
     モデル事業の実施体制
     評価基準作業班の活動
     高次脳機能障害と診断した事例
     高次脳機能障害が示す症状と行動の解説
     訓練プログラム作業班の活動
     社会復帰・生活・介護支援プログラム作業班の活動
     モデル事業のまとめ

    第5章 高次脳機能障害支援普及事業
     支援事業の一般事業化
     自立支援法下での支援普及事業の開始
     地域支援ネットワークの構築
     障害者施策推進本部による重点施策
     一般事業開始後の社会点描
     研究班の活動
     高次脳機能障害と精神障害者保健福祉手帳
     支援普及事業の発展
     認知リハビリテーションの実態調査
     スポーツ外傷と高次脳機能障害
     新たなマーケット
     高次脳機能障害に関する制度、仕組みの改定

    第6章 民間の活躍
     民間施設が訴える受入れ困難
     民間施設の経験から学ぶこと
     多様な活動とそれらがもたらしたこと

    第7章 これからの課題
     生物学的課題
     診断技術と診断基準
     軽度外傷性脳損傷(MTBI)
     診療体制
     隠れた高次脳機能障害
     発達障害と高次脳機能障害
     社会的行動障害の強い事例
     自動車運転
     家族
     就労
     直接損失と間接損失
     医学教育での高次脳機能障害の扱い
     診断基準改定

    第8章 家族会活動のこれから
     家族会活動のこれから

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