消化器病セミナー 88 消化管間葉系腫瘍(GIST)の病態・診断・治療
商品紹介
最近では，消化器系や外科系の学会誌や学術雑誌，さらには学術集会において，GIST（gastrointestinal stromal tumor）に関する論文や発表がないものはない，と言っても過言ではないほどにこの疾患が取り上げられています。これは，Rosaiによる新しい分類の提唱と筋原性および神経原性マーカーの免疫組織学的検討の発展に伴い，これまでの平滑筋腫瘍を中心とした消化管間葉系腫瘍の概念が大きく変化したことがその主たる要因であり，本疾患の病態や診断，治療の面で大いなる進歩が得られつつあります。
目次
- 消化器病セミナー 88 消化管間葉系腫瘍（GIST）の病態・診断・治療−新しい視点
― 目次 ―
I 定義と病理
1. GIST（gastrointestinal stromal tumor）とGIMT（gastrointestinal mesenchymal tumor）
2. 広義GISTの分類と病理組織学的特徴
3. 消化管間質性腫瘍 ・免疫組織学的所見と分類
4. GISTの分子生物学／篠村恭久
5. cDNAアレイによるGISTの遺伝子解析
II 臨床診断
1. GIST ・頻度と臨床症状
2.@画像診断（X線，CT，MRI）
3. 胃・大腸GISTの内視鏡所見
4. 超音波内視鏡と穿刺細胞診
5. GISTの悪性度の評価
III 治 療
1. 手術適応と術式
2. 内視鏡的治療（食道・胃における粘膜下腫瘍の内視鏡的切除術）
3. 消化管間葉系腫瘍に対する腹腔鏡下切除
4. 転移・再発に対する治療―新しい治療法を含めて―
最近チェックした商品履歴
Loading...