ふつうの相談

出版社: 金剛出版
著者:
発行日: 2023-08-30
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784772419833
書籍・雑誌
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2,420 円(税込)

商品紹介

ケアする人たちすべてに贈る。友人論と心理療法論を串刺しにする、「つながり」をめぐる根源的思索!
人が人を支えるとはどういうことか。心の回復はいかにして可能になるか。
この問いに答えるために、臨床心理学と医療人類学を駆使して、「ふつうの相談」を解き明かす。
心のメカニズムを専門的に物語る学派知と、絶えずこれを相対化する世間知と現場知。これらの対話は、やがて球体の臨床学へとたどり着き、対人支援の一般理論を描き出す。
補遺として「中断十カ条――若き心理士への手紙」を収録。

目次

  • まえがき――心理療法論、友人論



    ふつうの相談――形態・構造・位置

    序論
    1 三つの風景
    2 学派的心理療法論と現場的心理療法論
    3 冶金スキーム
    4 ふつうの相談の位置

    第1部 〈ふつうの相談〉の形態
    1 私の文脈
    2 〈ふつうの相談〉のアセスメント
    3 〈ふつうの相談〉の技法
    4 〈ふつうの相談〉の機能
    5 小括り――構造に向かって

    第2部 ふつうの相談の構造
    1 ふつうの相談0
    2 ふつうの相談B
    3 ふつうの相談C

    結論 ふつうの相談の位置
    1 ふつうの相談A――メンタルヘルスケアの地球儀
    2 臨床知
    3 球体の臨床学――終わりに代えて



    補論:中断十カ条――若き心理士への手紙
    あとがき――小さなフォントで

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