内科医・かかりつけ医のためのアルコール使用障害治療ハンドブック
目次
- chapter 1 アルコール使用障害治療の大きな転換
1 軽症群に対する早期介入の推進の重要性
chapter 2 アルコール使用障害の基本を理解する
1 アルコール依存症とアルコール使用障害の違い
2 アルコール依存症の大多数は治療につながっていないのか
3 アルコール健康障害対策基本法の施行に伴う動向
4 アルコール使用障害の背景に何があるのか
5 アルコール使用障害はどのように治療し回復するのか
6 アルコール使用障害のスクリーニングと重症度評価
chapter 3 プライマリ・ケアや産業保健でのアルコール使用障害への介入
1 プライマリ・ケアにおけるアルコール使用障害への介入
2 総合病院におけるアルコール使用障害の治療
3 アルコール使用障害の治療のポイント
4 プライマリ・ケアでできるブリーフインターベンション
5 アルコール使用障害患者のために内科医はどのような連携をとるべきか
6 地域保健におけるアルコール使用障害患者への対応
7 職場におけるアルコール使用障害者への対応
8 産業保健におけるブリーフインターベンションの効果
9 プライマリ・ケア,産業医から専門医療機関へのつなぎ方
chapter 4 飲酒量低減外来とナルメフェン導入が治療を変える
1 飲酒量低減薬を使ったアルコール使用障害の治療の実践
2 飲酒量低減薬を使った治療の実践
(1)湘南慶育病院消化器内科
(2)北茨城市民病院附属家庭医療センター
(3)佐賀県医療センター好生館
(4)さくらの木クリニック秋葉原
(5)各務原病院
3 専門医でなくてもできる介入
(1)波乗りクリニック
(2)ロコメディカル江口病院
(3)兵庫県立はりま姫路総合医療センター
chapter 5 専門医はどのような治療を行っているか
1 外来専門医療機関での治療
2 専門医療機関における減酒外来の実際
3 依存症専門医から内科医への助言と応援
4 アルコール使用障害を抱える人と関わるコツ
5 動機づけ面接の実際
6 ワークブックを使った認知行動療法的アプローチの実際
7 女性の患者の特徴と治療
8 高齢の患者の特徴と治療のコツ
9 自助グループへの誘い方
付録 内科医と精神科医のためのアルコール問題に役立つツール