内科医・かかりつけ医のためのアルコール使用障害治療ハンドブック

出版社: 新興医学出版社
著者:
発行日: 2023-03-20
分野: 臨床医学:内科  >  内科学一般
ISBN: 9784880029238
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4,400 円(税込)

商品紹介

アルコール使用障害は一部の専門医だけが診るものと決めつけていませんか?
糖尿病、脂肪肝、不眠にはアルコール問題が隠れているかもしれません。外来男性患者の10人に1人が問題飲酒者とされています。内科医やかかりつけ医が健康診断や日々の診療で気づき、精神科医と連携して、減酒指導を始めることが重症化予防の第一歩です。
飲酒量低減薬ナルメフェン活用術や減酒外来の取り組みを多数紹介した、今日からできる臨床医向けハンドブックです。

目次

  • chapter 1 アルコール使用障害治療の大きな転換
     1 軽症群に対する早期介入の推進の重要性

    chapter 2 アルコール使用障害の基本を理解する
     1 アルコール依存症とアルコール使用障害の違い
     2 アルコール依存症の大多数は治療につながっていないのか
     3 アルコール健康障害対策基本法の施行に伴う動向
     4 アルコール使用障害の背景に何があるのか
     5 アルコール使用障害はどのように治療し回復するのか
     6 アルコール使用障害のスクリーニングと重症度評価

    chapter 3 プライマリ・ケアや産業保健でのアルコール使用障害への介入
     1 プライマリ・ケアにおけるアルコール使用障害への介入
     2 総合病院におけるアルコール使用障害の治療
     3 アルコール使用障害の治療のポイント
     4 プライマリ・ケアでできるブリーフインターベンション
     5 アルコール使用障害患者のために内科医はどのような連携をとるべきか
     6 地域保健におけるアルコール使用障害患者への対応
     7 職場におけるアルコール使用障害者への対応
     8 産業保健におけるブリーフインターベンションの効果
     9 プライマリ・ケア,産業医から専門医療機関へのつなぎ方

    chapter 4 飲酒量低減外来とナルメフェン導入が治療を変える
     1 飲酒量低減薬を使ったアルコール使用障害の治療の実践
     2 飲酒量低減薬を使った治療の実践
       (1)湘南慶育病院消化器内科
       (2)北茨城市民病院附属家庭医療センター
       (3)佐賀県医療センター好生館
       (4)さくらの木クリニック秋葉原
       (5)各務原病院
     3 専門医でなくてもできる介入
       (1)波乗りクリニック
       (2)ロコメディカル江口病院
       (3)兵庫県立はりま姫路総合医療センター

    chapter 5 専門医はどのような治療を行っているか
     1 外来専門医療機関での治療
     2 専門医療機関における減酒外来の実際
     3 依存症専門医から内科医への助言と応援
     4 アルコール使用障害を抱える人と関わるコツ
     5 動機づけ面接の実際
     6 ワークブックを使った認知行動療法的アプローチの実際
     7 女性の患者の特徴と治療
     8 高齢の患者の特徴と治療のコツ
     9 自助グループへの誘い方
     
    付録 内科医と精神科医のためのアルコール問題に役立つツール

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