非特異的腰痛の運動療法[Web動画付] 第2版

出版社: 医学書院
著者:
発行日: 2023-12-01
分野: 医療技術  >  リハビリ技術
ISBN: 9784260050067
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商品紹介

非特異的腰痛の症状に応じた運動療法を解説し、好評を博した書籍の改訂第2版。今版では、「前屈動作」と「後屈動作」では鑑別できない症例に対応し、「側屈動作」と「回旋動作」をフローチャートに追加。さらに「病期別」という視点から、「急性期」「亜急性期」「慢性期」別の運動療法とホームエクササイズを、Web動画でわかりやすく解説する。また、その根拠となるメカニズムを、豊富なエビデンスをもとに解説する。

目次

  • 第1章 今なぜ腰痛が問題なのか?
     I 腰痛の実態
      1 疫学的観点から
      2 経済に及ぼす影響
      3 腰痛の危険因子
     II 高齢者の腰痛
      1 疫学的観点から
      2 加齢と脊柱変形
      3 腰椎変性側弯症とその要因
     III 腰痛の治療戦略
      1 腰痛の自然経過
      2 これからの腰痛治療

    第2章 腰痛を理解する──構造・機能と病期の関係
     なぜ,痛いのか?
     I 椎間板
      1 疼痛発生のしくみ──神経解剖学的観点から
      2 臨床解剖
      3 椎間板のバイオメカニクス
     II 椎間関節
      1 疼痛発生のしくみ──神経解剖学的観点から
      2 臨床解剖
      3 椎間関節のバイオメカニクス
     III 仙腸関節
      1 疼痛発生のしくみ──神経解剖学的観点から
      2 臨床解剖
      3 仙腸関節のバイオメカニクス
     IV 股関節
      1 疼痛発生のしくみ──神経解剖学的観点から
      2 臨床解剖
      3 股関節のバイオメカニクス
     V 大腰筋──腰椎変性側弯症との関連から
      1 大腰筋の解剖,バイオメカニクス,病態的特徴
      2 腰椎変性側弯症
     VI 多裂筋
      1 多裂筋の解剖
      2 多裂筋のバイオメカニクス
     VII 胸腰筋膜
      1 臨床解剖
      2 神経支配
      3 胸腰筋膜のバイオメカニクス
      4 胸腰筋膜の病態生理学

    第3章 腰痛をみわける──診断的トリアージ
     I 腰痛の分類
      1 非特異的腰痛が慢性化する要因
      2 腰痛のガイドライン
     II 症例提示──red flags signに注意する
      1 red flags sign
      2 green light
      3 yellow flags sign

    第4章 非特異的腰痛を評価する──理学療法アプローチ
     フローチャートでみる理学療法評価
     I 問診
     II 視診
      1 体型
      2 歩行
      3 態度,外見
      4 姿勢
      5 腰椎変性側弯症
      6 下位交差性症候群
     III 自動運動テスト
      1 前屈動作
      2 後屈動作
      3 側屈動作
      4 回旋動作
      5 腿上げテスト
      6 股関節可動域テスト
      7 トーマステスト
     IV 疼痛誘発テスト
      1 腰椎の疼痛誘発テスト
      2 仙腸関節の疼痛誘発テスト
      3 股関節の疼痛誘発テスト
      4 触診テスト
     V 他動運動テスト
      1 腰椎の他動運動テスト
      2 仙腸関節の他動運動テスト
      3 股関節の他動運動テスト
     VI 筋機能テスト
      1 能動的下肢伸展挙上(ASLR)テスト
      2 片脚立位テスト
      3 歩行動作の観察
     VII 神経伸張テスト

    第5章 多裂筋・腹横筋の運動療法とホームエクササイズ
     I 運動療法をはじめる前に
      1 運動療法の目的
      2 運動療法の基本方針
     II 急性期
      1 急性期の生理学的メカニズム
      2 急性期の運動療法
      3 急性期のホームエクササイズ
     III 亜急性期
      1 亜急性期の生理学的メカニズム
      2 亜急性期の運動療法
      3 亜急性期のホームエクササイズ
     IV 慢性期
      1 慢性期の生理学的メカニズム
      2 慢性期の運動療法
      3 慢性期のホームエクササイズ

    第6章 胸腰筋膜の運動療法とホームエクササイズ
     I 胸腰筋膜性腰痛の運動療法
      1 結合組織に対する徒手・運動療法
      2 胸腰筋膜性腰痛の特徴
     II 急性期
      1 胸腰筋膜に対する静的リリースの効果
      2 急性期の運動療法とホームエクササイズ
     III 亜急性期
      1 胸腰筋膜に対する動的リリースの効果
      2 大殿筋と広背筋の共同収縮の効果
      3 亜急性期の運動療法とホームエクササイズ
     IV 慢性期
      1 胸腰筋膜に対するストレッチの効果
      2 不安定下でのモーターコントロールエクササイズの効果
      3 慢性期の運動療法とホームエクササイズ

    第7章 大腰筋の運動療法とホームエクササイズ
     I 大腰筋の運動療法
     II 急性期
      1 急性期腰痛群に対するリリースの効果
      2 側弯症に対する自己矯正の効果
      3 急性期の運動療法
      4 急性期のホームエクササイズ
     III 亜急性期
      1 亜急性期の大腰筋に対する運動療法の効果
      2 亜急性期の運動療法とホームエクササイズ
     IV 慢性期
      1 慢性期の大腰筋に対する運動療法の効果
      2 慢性期の運動療法とホームエクササイズ

    第8章 非特異的腰痛の治療理論の変遷とシステマティック・レビュー
     I 脊柱の不安定性とは
      1 機能的脊柱単位
      2 機能的脊柱単位の不安定性
     II 脊柱安定化運動の変遷
      1 腹腔内圧理論
      2 後部靱帯系理論
      3 体幹深層筋制御理論
     III 深層筋群に関するエビデンス
      1 多裂筋
      2 腹横筋
     IV 表層筋を含めた筋膜系のエビデンス
      1 胸腰筋膜(後部斜方向安定化システム)
      2 腹部筋膜系(前部斜方向安定化システム)
      3 大腿筋膜系(外側方向安定化システム)
     V モーターコントロールエクササイズのシステマティック・レビュー
      1 モーターコントロールエクササイズとは
      2 腰部多裂筋の形態に対する効果
      3 腰痛に対する効果
      4 腰部多裂筋の形態変化と,腰痛または腰痛関連性障害に相関性はあるか?
      5 モーターコントロールエクササイズの効果

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