深掘り! 関係行政論 保健・医療分野 公認心理師必携

出版社: 北大路書房
著者:
発行日: 2024-01-20
分野: 臨床医学:内科  >  心身/臨床心理
ISBN: 9784762832437
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2,970 円(税込)

商品紹介

働いてからも使える! 心理職の「下地」をつくる法制度入門書,第3弾。病院・診療所や精神保健福祉センター等の保健・医療分野で求められる法律やガイドラインを,精神障害者の福祉の増進,精神障害者への医療,アルコール健康障害対策,自殺対策,被災者のこころのケアなどのテーマ別に解説する。心理実習の学びにも最適。

目次

  • はしがき

    序章 公認心理師と保健・医療分野―公認心理師法―
     1.公認心理師とは何か
     2.保健・医療分野で働く公認心理師

    第1章 安全な医療とは何か―医療法と医療倫理―
     1.医療法
     (1)医療と医療提供施設
     (2)国および地方公共団体の責務
     (3)医療事故と医療事故調査
     2.医療倫理
     3.精神科医療の現状
     (1)精神科病院と精神科
     (2)精神疾患を有する患者
     事例を読む チーム医療における公認心理師の対応
     ワーク1
     Column 1 精神科医療がわかるマンガ

    第2章 精神障害者の福祉の増進を図る―精神保健福祉法①―
     1.精神保健福祉法
     (1)日本における精神保健福祉に関する法律の歴史
     (2)精神障害者の定義・位置づけ
     (3)都道府県・市町村における精神保健福祉
     2.精神保健福祉センターと精神保健福祉士
     (1)精神保健福祉センターの目標と業務
     (2)精神保健福祉センターの組織と構成
     3.精神保健福祉センターの活動
     (1)精神保健福祉センターの人員体制
     (2)精神保健福祉センターの業務
     事例を読む 薬物依存症への心理的支援
     ワーク2
     Column 2 学校現場で医療機関との協働・連携を図るとき

    第3章 精神障害者に対する医療―精神保健福祉法②―
     1.精神保健福祉法
     (1)精神障害者等に対する国・地方公共団体の義務
     (2)精神保健指定医
     (3)精神障害者の入院
     (4)精神科病院における処遇等
     2.精神障害者の入院時の行動制限
     (1)基本理念
     (2)通信・面会
     (3)隔離
     (4)身体的拘束
     3.精神科病院の入院とその様態
     (1)精神科病院在院患者の推移
     (2)行動制限の現状
     事例を読む 統合失調症への心理的支援
     ワーク3
     Column 3 向精神薬は怖い?

    第4章 精神障害者の退院促進と社会的自立―精神保健福祉法③―
     1.精神保健福祉法における精神障害者の退院促進措置
     (1)退院後生活環境相談員の選任
     (2)地域援助事業者の紹介など
     (3)医療保護入院者退院支援委員会
     2.退院後生活環境相談員の役割・業務
     (1)入院時の役割・業務
     (2)退院に向けた相談支援業務
     (3)地域援助事業者等の紹介に関する業務
     (4)医療保護入院者退院支援委員会に関する業務
     (5)退院調整に関する業務
     (6)その他の業務
     3.退院後生活環境相談員の業務の実態
     (1)退院後生活環境相談員一人あたりの医療保護入院者数
     (2)退院後生活環境相談員の業務
     (3)退院後生活環境相談員の選任が制度化されたことによる変化
     事例を読む 高齢者への心理的支援
     ワーク4
     Column 4 国連勧告と日本の精神科医療

    第5章 依存症の背後にある生きづらさを支える
        ―アルコール健康障害対策基本法・ギャンブル等依存症対策基本法―
     1.アルコール健康障害対策基本法
     (1)飲酒関連問題の概念の変遷
     (2)法の目的
     (3)アルコール健康障害対策推進基本計画
     2.ギャンブル等依存症対策基本法
     (1)法の目的
     (2)ギャンブル等依存症対策推進基本計画
     3.依存症の理解と支援方法
     (1)依存症の現状
     (2)依存症の理解
     (3)支援方法
     事例を読む ゲーム障害(依存症)への介入
     ワーク5
     Column 5 動機づけ面接

    第6章 自殺を予防し,幸福な人生をつくる―自殺対策基本法―
     1.自殺対策基本法
     (1)自殺の定義
     (2)法の目的
     2.自殺総合対策大綱─ 自殺対策の具体的な方法
     3.自殺の現状とその理解
     (1)自殺率の推移
     (2)自殺の要因
     (3)自殺に関する総合的理解(自殺の対人関係理論)
     (4)幸せな人生の形成
     事例を読む 自殺への危機介入
     ワーク6
     Column 6 コロナ禍での自殺

    第7章 被災者のこころをケアする―被災者のこころのケア都道府県対応ガイドライン―
     1.被災者のこころのケア
     (1)こころのケアとケアレベル
     (2)被災者の反応と対応
     事例を読む 被災者への心理的支援
     ワーク7
     Column 7 子どもたちのメンタルヘルス

    補論 公認心理師が,なぜ法律を学ぶのか?―法律・予算・仕事・キャリア形成について考える―
     1.法律を学ぶ意義
     (1)法律を学ぶ意義に関する教科書的見解
     (2)本章の目的
     (3)生活者としての公認心理師
     2.法律を学ぶ意義に関する第三の視点
     (1)法律とは何か?
     (2)法律の裏にあるもの
     (3)法律の描く理想が実現するまで
     (4)法律,予算,そして公認心理師の仕事
     3.事例─自殺対策基本法が私たちの「仕事」になるまで
     4.おわりに─改めて,私たちはどう生きていくべきか?

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